みわはるき展
幻想の森
MIWA Haruki
みわはるき展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の7点が展示室の展示で、その他小展示室4点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品は綿キャンバスにアクリル絵具を使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。
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左壁面、左端、右端の作品です。
左はタイトル「幻想の森 2」でサイズF50(1167x910mm)、
右は「幻想の森 3」でF50(1167x910mm)です。
正面壁面の作品です。
「幻想の森4」でF50(1167x910mm)です。
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右壁面、左端、中央の作品です。
左は「幻想の森 5」でF50(1167x910mm)、
右は「幻想の森 7」でF50(1167x910mm)です。
右壁面、右端の作品です。
「幻想の森 6」でF50(1167x910mm) です。
入口横壁面の作品です。
「幻想の森 1」でサイズF50(1167x910mm)です。
<作家コメント>
アトリエへいく途上、形態をとらえる間もなく眼前の景色は次々に入れ替わる。
輪郭の記憶は残る。
みわさんの「幻想の森」シリーズも今回で3回目です。
前々回は横長の画面、前回は画面が小さくなって縦長、今回は横長に戻っています。
線と色面の構成に大きな変化はありませんが、今回の作品は画面の充実度がより高くなっています。
最小限の要素によるシンプルな絵でありながら、とても情報量の多い、豊かな空間が生まれています。以前にも書きましたが、みわさんの絵画は鑑賞の時間を経ることで印象が変わっていきます。
画廊に入って直ぐは、彩度の高い(あたかも蛍光色のような)色彩が眼に入って、少し落ち着かない気分になります。
しばらくすると眼が慣れたのか、描線から垂れる絵具の妙と、二つの色面の配色の巧みさに気が付きます。
そしてジックリ画面を見る余裕が出てくると、絵画がある状態に成っていることを発見します。
この「成る」は構図や色彩のバランスのことではなく、絵画が絵画として自立している状態のことを意味します。
手前勝手で幾分抽象的な感想ですが、もう少し説明してみます。「成る」を生態系の循環に例えてみれば、生態系が一つの運動(エネルギー)として滞りなく動いている場合が「成る」です。
生物(動植物)の生と死がエネルギーで繋がり、断絶していない状態です。
そんな「成る」が、みわさんの絵画にもあるように思えるのです。
みわさんの絵画は、簡素な骨格に肉を付けていく作業です。
それは時には偶然を取り込みながら、「成り行き」を導くことです。
「成り行き」とは物事が移り変わっていく様子や過程のことです。
つまり運動やエネルギーの状態であり、それが安定すると「成る」です。絵画などの美術と対峙していると、ある種の充実感を覚えます。
もちろんそれが優れている場合に限ります。
その充実感もエネルギーの伝播ではないでしょうか。
本展の作品から、わたしはそれを強く感じた次第です。ご高覧よろしくお願い致します。
みわはるきパフォーマンスEXTRA PAGE(6/26)
パフォーマンス
6月26日(月) 18:00〜
7月7日(金) 18:00〜
2001年藍画廊個展
2002年藍画廊個展
2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2005年藍画廊個展
2006年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2008年藍画廊個展
2009年藍画廊個展
2010年藍画廊個展
2011年藍画廊個展
2012年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2015年藍画廊個展
2016年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
「美」と「術」2001年展
2021年藍画廊個展
会期
2023年6月26日(月)ー7月8日(土)
日曜休廊
11:30amー7:00pm(土曜日6:00pmまで)
会場案内