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藍 画 廊


みわはるき展
Images of Saint-Savin


みわはるきさんの新作展です。
下は画廊入口左側壁面の展示風景です。


巨大なタラコ唇(くちびる)!!!

そう見えてしまいました。
みわさんに訊いてみると、最初は唇を描くつもりではなかったそうですが、途中から意識したそうです。

巨大な芋虫と言った人もいます。
芋虫が二匹重なった感じですね。
ともあれ、暑苦しい絵です。
(みわさん、失礼!)


正面の壁面です。
こちらはもっと暑苦しい。
涎(よだれ)まで垂れていますから。
「唇から涎」というフランス映画を思い出してしまいました。
S・ゲーズンブールが主演だったような・・・・。

去年のみわさんの展覧会は涼しかったのに、今年は暑苦しさで勝負してきました。
サイズは上と下共にF150号。
アクリルにキャンバスです。
(平面はすべてアクリルにキャンバスです。)

以前から感じていたことですが、三輪さんの絵はどこかエロチックです。
唇もエロチックですから、それが相乗されて・・・・。


ところが上の絵の部分を切り取って観ると、様相が大分変わります。



どうですか。
全然イメージが違いますね。
色と線が繊細でありながら、大胆にぶつかっていますね。
絵から形を取り除くと、暑苦しくも何ともない!
これは興味深いですね。



上の左は小品です。
今回は五点の小品が出品されています。
F3号とサムホールです。

右は立体。
こちらも五点。
粘土、針金、アクリルを使用しています。


道路側ウィンドウに展示された立体三点です。
ユーモラスな感じがしますね。
食虫花にも見えます。
こちらは映画「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」を思い出しました。

大きな作品と小さな作品があって、中くらいの作品がない。
これも面白いと思いました。

ご高覧よろしくお願いいたします。


会期


2002年7月1日(月)-7月13日(土)


11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内



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