長坂真帆展
NAGASAKA Maho
長坂真帆展の展示風景です。
各壁面の展示です。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の8点が展示室の展示で、その他小展示室に10点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品はすべて無題で、展示室の作品はアクリル絵具、キャンバスを使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端の作品です。
サイズは97.0×130.3 cm(F60)です。
左壁面、中央の作品です。
サイズは97.0×130.3cm (F60)です。
左壁面、右端の作品です。
サイズは91.0×116.7cm (F50)です。
正面壁面の作品です。
上下の二枚組です。
上下ともサイズは97.0×145.5cm (P80)です。
右壁面、左端の作品です。
サイズは97.0×130.3cm (F60)です。
右壁面、右端の作品です。
サイズは97.0×145.5cm (P80)です。
入口横壁面の作品です。
サイズは91.0×116.7cm (F50)です。〈作家コメント〉
海や空、水辺のけしきのイメージを持ちながら、アクリル絵具で抽象的に描いています。
作品がそこにあることによって、心地よい空間になればと思っています。
海景や雲海をイメージとした長坂さんの抽象的な絵画。
このサイトに載っているだけでも16年間に渡ります。
その間、少しづつ変化、深化して、今回は横のラインが目立つ画面です。
展示作品の中でも際立つのが正面壁面の二段組の作品です。
特殊な構成というわけでもなく、単にP80の作品を2点上下に重ねただけですが、これが面白い。
空間全体のアクセントにもなっているし、各作品がフィルムのコマのようにも見えて、他の作品とは異なる時間が流れています。
時間といえば、寄せては返す波の景色も雲の流れる様子も、時の経過を表しています。
人が海や雲をボンヤリ眺めるのが好きなのは、多分、その時間の流れが見飽きないからです、
ユックリと流れる雲、繰り返し繰り返し打ち寄せる波のリズム。
そんな時間の在り方が、長坂さんの作品にも表現されていて、シンプルな画面構成にもかかわらず飽きません。
絵を勝手に深読みして見れば、海は人の故郷かもしれないし、雲はあの世の入口とも言えます。
人の祖先は海から生まれて陸に上がり、その生が終われば、洋の東西を問わず天空に昇るとされている。
西方浄土から雲に乗って観音さまがお迎えに、あるいは天国からは天使の導きがあるかもしれない。
いずれにしても、海が誕生だとすれば、雲上は死の世界。
そしてその間の時の流れはこの絵のようなものかもしれない。
そんな妄想も生まれる、長坂さんの画業です。
ご高覧よろしくお願い致します。2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2009年藍画廊個展
2011年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2015年藍画廊個展
2017年藍画廊個展会期
2019年11月11日(月)ー16日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内