藍 画 廊



長坂真帆展
NAGASAKA Maho

長坂真帆展の展示風景です。



各壁面ごとの展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。
左からタイトル「untitled」でサイズ91.0(H)×116.7(W)cm、「untitled」で130.3×162.0です。



正面の壁面です。
「untitled」で130.3×162.0です。



右側の壁面です。
左から「untitled」で91.0×116.7、「untitled」で130.3×162.0です。



入口横の壁面です。
「untitled」で91.0×116.7です。

以上の6点が展示室の展示で、その他小展示室に4点の展示があります。
作品はすべてキャンバスにアクリル絵具です。



左壁面左の「untitled」です。



左壁面右の「untitled」です。



正面壁面の「untitled」です。



右壁面左の「untitled」です。



右壁面右の「untitled」です。



入口横壁面の「untitled」です。


〈作家コメント〉

流れる雲や水面のゆらぎ…日常の隙間でふと、ほっとするような「けしき」を描いています。
作品があることで、その空間を心地よいものに変えることができたら、と思い制作しています。


長坂さんの描く「けしき」、心が安まります。
かといって、「けしき」に動きがないわけではありません。
「けしき」は常に動いています。
動いていながら、安定している。
そのような「けしき」に、心が落ち着きます。

今回のテーマは前回同様、水です。
海景などの写真を基に制作に入りますが、それはあくまでもきっかけで、自由な描写が基本になっています。
絵の具はアクリル絵具。
それを直接画面に置いて、多めの水で薄めて、綿布に染みこませるように刷毛で描いていきます。
絵の具は混色をせず、純色を用いて、重ねで色彩を表現しています。

近づいて見ると、薄い色彩の帯が綿布に染みこんでいる様子がわかります。
この帯の重なりがとても美しい。
それこそ「水色」の多彩な表れに、目が洗われます。
水を用いて(水彩)、水を描く。
それが自然に行われています。

長坂さんの絵画を見ていると、具象と抽象という区分けが無意味に思えます。
描いているのは「けしき」ですが、具象絵画というわけではありません。
では抽象かと言えば、それも違います。
ただ単に絵画であること、そのことがとても重要だと思います。
絵画にしか出来ない表現がそこにあるからです。

ご高覧よろしくお願い致します。

2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2009年藍画廊個展
2011年藍画廊個展



会期

2013年11月11日(月)ー11月16日(土)

11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内