根本美恵展
NEMOTO Mie
壁面別の展示風景をご覧下さい。
展示室Aの展示です。
展示室A、入口から見て左壁面の展示です。
展示室A、右壁面の展示です。
展示室B、左壁面の展示です。
展示室B、右壁面の展示です。
以上の23点で根本美恵展は構成されています。
(上の画像以外にも展示室Aに3点、展示室Bのコーナーに1点の展示があります。)
作品はオイルパステル、油絵具、キャンパスを使用しています。
(「無防備な覚悟」のみオイルパステル、油絵具、キャンパス、炭酸カルシウム、アクリル絵具を使用しています。)
作品の詳細をご覧下さい。
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展示室A、左壁面左の作品です。
左からタイトル「思い込みのウラガワ」でサイズ332×242mm、「温かな日」で273×273mm、「ウズラの小径」で273×220mm、「消えた目印」で333×242mmです。
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展示室A、左壁面右の作品です。
左から「断片をつなぐすこしの言葉」で606×910mm 、「はる山に」で410×242mm 、「流れる季節」で455×273mmです。
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展示室A、右壁面左の作品です。
左から「眠る時間」で140×180mm、「セントイロ」で180×140mm、「よい群れと夕暮れ」で410×318mmです。
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展示室A、右壁面右の作品です。
左から「鮮やかに思い出される時のこと」で606×910mm、「芯」で180×140 mm、「無防備な覚悟」で273×273mmです。
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展示室B、左壁面の作品です。
左から「雲のすみか」で273×160mm、「うつろう景色は」で606×910mm、「remember」で273×2730mm、「日めくり」で180×140mmです。
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展示室B、右壁面左の展示です。
左から「山にりぼん」で273×455mm 、「ウグイスの衝動」で333×242mm、「水の色」で410×318 mmです。
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展示室B、右壁面右の作品です。
左から「CLOUD BOX」で318×410mm、「触れる境界」で410×318mm、「山笑う」で410×242mmです。
<作家コメント>
歩くだけで景色は変わる。
画面の中を歩き廻るように描いていると、景色のようなものが現れはじめる。
木々や雲、光と影、遠くの山や水たまり、、、
それぞれの時がすれ違う、その一時の小さな景色の目撃者になりたいと思う。
明るいオイルパステルのトーンが印象的な根本美恵さんの絵画です。
描かれているのは風景ですが、特にモチーフはありません。
風景のごく一部にインスパイアされて画面の中で絵を作っていくそうです。
具象でもあり抽象でもある絵ですが、移り変わる風景と同期するように生きている、生きたいと思う心象が存分に表現されています。絵から受ける印象は、(シャレではないのですが)印象派が好んだ外光の描写です。
モネ、ルノワール、ドガなどの光の捉え方です。
西洋美術の歴史の中で印象派が果たした役割はとても大きいと思います。
印象派が切り開いた「見る世界の解釈の自由」、「形の解体の進行」が抽象絵画へと繋がりました。
そのエッセンスを現代的に展開したのが根本さんの絵画ではないでしょうか。藍画廊が移転した奥野ビルの小さな二室にはそれぞれ窓があって、そこから光が差し込みます。
その光に呼応したかのような、活き活きとした色彩に包まれた風景の時間。
それは生と死が混じり合い、生と死が繋がっている時間です。
直線的な時ではなく、循環するように螺旋を描く時です。
そこを歩きながら描く作者に導かれるように、わたしの眼は風景の奥に入っていきます。
ご高覧よろしくお願い致します。
2002年藍画廊個展
2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2008年藍画廊個展
2010年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
2022年藍画廊個展会期
2025年5月12日(月)ー5月17日(土)
11:30ー19:00(最終日17:00まで)
会場案内
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