藍 画 廊

吉野涼子展
YOSHINO Ryoko


吉野涼子展
の展示風景です。




各壁面の展示です。




画廊入口から見て、左側の壁面です。




正面の壁面です。




右側の壁面です。




入口横の壁面です。

以上の21点が展示室の展示で、その他小展示室に2点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品はキャンバスに油彩を使用しています。(額装作品は紙、鉛筆、水彩他を使用しています。)
作品の詳細をご覧下さい。




左壁面、左端、左から2番目の作品です。
左はタイトル「お下げ髪」でサイズ410×318mm、
右は「stay」で410×318mmです。




左壁面、左から3番目、4番目の作品です。
左は「向日葵」で410×318mm、
右は「鳥 」で455×530mmです。




左壁面、右端の作品です。
「白い犬」で1303×1620mmです。




正面壁面、左端の作品です。
「gift 」で1303×1620mmです。




正面壁面、右端の作品です。
「relax 」で727×606mmです。




右壁面、左端の作品です。
「白鳥が2羽 」で910×727mmです。




右壁面、中央の複数の作品です。
左上から「花瓶の花 」、「シャム猫」、 「優しい世界」、「蕾」、「ハムスター」、「shy boy」、「チワワ」、「doll 」、「position」です。
サイズはプライスリスト2をご覧下さい。




右壁面、右側の複数の作品です。
左上から「寄り道」、「untitled」、「お気に入り 」、「sympathy」です。
サイズはプライスリスト2をご覧下さい。



入口横壁面左側の額装6点です。
タイトルはすべて「ドローイング」です。
サイズはプライスリスト2をご覧下さい。



入口横壁面、右側の2点です。
左は「気配」で273×220mm、
右は「テディベア」で455×530mmです。


いつものように優しい色彩で描かれた吉野さんの絵画です。
少女、様々な大小の動物、植物、縫いぐるみなどなど。
どれもこれもかわいい像ですが、適度な距離感があって過度に対象に感情移入はしていません。
静かに眺めて、自分の絵に仕上げています。

絵画には一つの想いが込められているように思えます。
それは何かと考えていると、声の小ささが気になりました。
どの絵のモチーフも、小さな声でしか語りかけていないのです。
囁くような、呟くような、独白のような、小さな声。

世の中は大きな声で溢れています。
政治家は大声で煽って、人々を分断します。
(あるいは、反対に問いかけに応えないことばかり。)
ネットのSNSも声の大きな輩が跋扈しています。
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

吉野さんの描く動物や人物や植物や縫いぐるみに耳を傾けてみましょう。
小さな声で聴き取り難いのですが、その声は耳に心地良く、スーッと入ってきます。
何を語っているか。
それは直ぐにはわかりません。
じっと聞いて(眺めて)いると、身体全体に伝わってきます。
小さな声は、忘れてしまった何かでしょうか。
今はきっと、耳を澄ませて小さな声を聞くことが一番必要な時なのかもしれません。

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト1
プライスリスト2

2006年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2015年藍画廊個展
2016年藍画廊個展

2017年藍画廊個展
2018年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
2020年藍画廊個展

会期

2021年1月25
日(月)ー30日(土)
日曜休廊
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)

会場案内