吉野涼子展
YOSHINO Ryoko
吉野涼子展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の24点が展示室の展示で、その他小展示室に2点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品はすべてキャンバスに油彩です。
作品を1点ずつご覧下さい。
左壁面、左端と左から2番目の作品です。
左はタイトル「横顔」でサイズ333×242mm(F4)です。
右は「ハレの日」で1000×803mm(F40)です。
左壁面、左から3番目と4番目です。
左は「woman」で727×606mm(F20)です。
右は「甘くて可愛いもの」で727×606mm(F20)です。
正面壁面、左端の作品です。
「ぬいぐるみを抱く少女」で1455×1120mm (F80)です。
正面壁面、右端の作品です。
「夢で出会ったネコ」で1000×803mm(F40)です。
右壁面、左端の作品群です。
上左は「フクロウ」で530×455mm(F10)です。
上右は「白くま」で455×380mm(F8)です。
下左は「plant」で455×380mm(F8)です。
下中上は寂しがり屋」で333×242mm(F4)です。
下右上は「頑固もの」で333×242mm(F4)です。
下中下は「とり_2015」で273×220mm(F3)です。
下右下は「untitld」で333×242mm(F4)です。
右壁面、左から2番目と3番目の作品です。
左は「穏やかな人」で455×380mm(F8)です。
右は「バンビ」で333×333mm(S4)です。
右壁面、左から4番目と五番目と右端の作品です。
左は「plant-II」で333×333mm(S4)です。
中央は「しっぽが自慢」で333×242mm(F4)です。
右は「untitld」で273×220mm(F3)です。
入口横壁面、左の3点です。
作品はすべてドローイングです。
入口横壁面、右の3点です。
作品はすべてドローイングです。
吉野さんの絵画には背景がありません。
以前は多少なりとも背景があったのですが、何時の間にかなくなってしまいました。
それで、絵はスッキリして主題(動物、人、モノ)が前面に出てきました。
吉野さんの描く動物や人は、どこか可愛い。
そのイノセントな表情につい微笑んでしまいます。
その可愛さは甘すぎず、節度があって、単なるイラストとは大きく異なります。
わたしたちは生きていく過程で自然と関わっていきます。
その関わり方の密度は徐々に薄くなって、今やバーチャルな体験でしか自然を認識できません。
あるいは未曾有の災害で思い知らされる以外は・・・。
吉野さんの絵画の可愛さの裏側には、自然との接点があるような気がします。
それは可愛さという衣を被っていますが、神秘であったり、精霊だったりします。
そうそれは、絵画の伝統であるファンタジーの一種ではないでしょうか。
特に左壁面の「横顔」には、そのファンタジーの要素が色濃く出ています。
そうやって改て作品を見ると、吉野さんの超自然で幻想的な世界がそこここに出現していることに気がつきます。
ご高覧よろしくお願い致します。
2006年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2015年藍画廊個展
会期
2016年2月8日(月)ー13日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内