オオワダノリコ展
OOWADA Noriko
オオワダノリコ展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の15点が展示室の展示で、その他小展示室に2点(平面とハガキ)の展示があります。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左側の2点です。
左からタイトル「グリッドの中における多様性を考える仕事 」(Oil on Canva)で、サイズ242×333mm、
「グリッドの中における多様性を考える仕事 」(Oil on Canva)で242×333mmです。
左壁面、右側の3点です。
左から「あ、ごめん、聞いてなかった 」(Oil on Paper)で158×227mm、
「いつも笑っていることが大切らしいよ」(Oil on Canva)で227×227mm、
「にぎやかな時間 」(Oil on Paper)で158×227mmです。
正面壁面の2点です。
左から「だけど、私は「こうなのだ」と思う」(Oil on Canva)で160×273mm、
「Work 1 2023」(Oil on Canva)で803×803mmです。
右壁面、左側の3点です。
左から「四角を描け、というならば 」(Oil on Paper)で158×227mm、
「こんな中にも たくさんのヒントがある゙」(Oil on Paper)で158×227mm、
「横向きの肖像」(Oil on Paper)で158×227mmです。
右壁面、右側の3点です。
左から「今日はいろんな方向から強い風の吹く日だね 」で(Oil on Canva)で227×227mm、
「突然インベーダーが現れたけど怖くなかった 」で(Oil on Canva)で227×227mm、
「スラローム」(Oil on Paper)で158×227mmです。
入口横壁面の2点です。
左から「カッコよい空気が目の前を通ったんだけど 」で(Oil on Canva)で227×227mm、
「Work 2 2023 」(Oil on Canva)で803×1167mmです。
〈作家コメント〉
大声で笑ったり、驚いたり、焦っていたりする、そんな感じ。
毎年肖像画はとにかく現れてくるのだが、もっと内面的なやつ。
奥に潜む複雑な思いなどなど。
油絵具は深く優しく美しい。
オオワダノリコさんの作品を見ると、「これは絵画だな~」という感慨を覚えます。
つまりわたしが思っている絵画にとても近いのです。
それはわたしの属性(20世紀生まれの美術人)かもしれませんが、ある時代の絵画を象徴しているのは間違いないと思います。
ですが、決して時代遅れではありません。
今を生きているオオワダノリコさんの現在が、過不足無く表現されているからです。絵画の要素を還元してみると、色彩と形になります。
オオワダノリコさんは色彩の人だと、わたしは勝手に思っています。
彩度の高い、幾分派手な色を美しく見せる技術が優れているからです。
色としては直球に近い色が、惜しげもなく使われている。
それでいて、色が拡散するわけでもなく調和が取れている。
大滝詠一さんに「君は天然色」という名曲がありますが、まさにこれがそれです。展示作品の半分ぐらいは白がメインの作品ですが、これは色彩を際立たせる役割かもしれません。
もちろん白の美しさももれなく表れていますが、主役はフルカラー。
穿(うが)って考えれば、フルカラーに対抗出来るのは白だけかもしれません。
白雪姫が輝くのは背景がフルカラーだから、です。
そして、ナイフで引っ掻いたり、スキージで擦ったりする技法は、筆を嫌っているからです。
筆は物語を紡ぐ道具ですから、色彩には痕跡やインプロビゼーション(即興)が似合うからです。
そんなわけで、今は色彩の絵画に目を存分に遊ばせています。
ご高覧よろしくお願い致します。2011年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2015年藍画廊個展
2016年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2018年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
2020年藍画廊個展
2021年藍画廊個展
2022年藍画廊個展
会期
2023年10月16日(月)ー10月21日(土)
11:30ー19:00(最終日18:00)
会場案内