オオワダノリコ展
OOWADANORIKO
オオワダノリコ展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の10点が展示室の展示で、その他小展示室に4点の展示があります。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端、左から2番目の作品です。
左からタイトル「さて、どんな子に会えるかな 」(Oil on Canvas)で、サイズ227×227mm、
右は「少し緊張する」(Oil on Canvas)でサイズ227×227mmです。
左壁面、左から3番目、右端の作品です。
左は「Small Work “B” 」(Oil on Canvas)で227×227mm、
右は「肖像画 」(Oil on Paper)で227×168mmです。
正面壁面の作品です。
「Work 2 2021 」(Oil on Canvas)で1000×803mmです。
右壁面、左端、左から2番目の作品です。
左は「ここから始まる」(Oil on Canvas)で160×227mm、
右は「こんな気持ちの時もある」(Oil on Canvas)で160×227mmです。
右壁面、左から3番目の作品です。
「Work 1 2021」(Oil on Canvas)で1000×803mmです。
右壁面右端の作品です。
「Small Work “R” 」(Oil on Canvas)で227×227mmです。
入口横壁面、左端、左から2番目の作品です。
左は「ABC をどう捉えるかということが問題なの 」(Oil on Paper )で168×227mm、
右は「昼寝のときに見た夢 (Oil on Paper )で168×227mmです。
入口横壁面、左から3番目、右端の作品です。
左は「大きな声で言いたいことと、そうじゃないこと 」(Oil on Paper )で168×227mm、
右は「考えが増幅してゆく。とても良い感じ」(Oil on Paper )で168×227mmです。
〈作家コメント〉
たくさんの色と形が賑やかに会話し、手をつなぎ、嬉しかったり、悲しかったりしている。それってあたりまえの日常であるというのに。
このところキャンバスに向かっていると、そんなことを思い出す。
まるでずっと昔の出来事のように思い出す。最近つくづく思うのは、絵画という形式の奥深さです。
ある美術評論によれば、「映像やインスタレーションの情報量の多さに比べて絵画は少ない。それ故、絵画は時代遅れのフォーマットである」となります。
しかし、わたしの実感ではそんなことはありません。
映像やインスタレーションでも貧弱な情報のものもあれば、豊かな情報を含む絵画は多数存在します。
元々が、情報は量だけでなく、質も重視されるべきものなので、絵画は現代でも立派に健在なのです。
オオワダノリコさんは、絵画の人であり、色彩の人です。
それは今回も同様で、美しい色と、それを覆う白の輝きに魅了されます。
白は無彩色ですが、その白が下塗りの多くの色を鮮やかに表現しています。
これはオオワダノリコさんの絵画の最大の特色と思います。
それとスクラッチ。
スクラッチとは引っ掻くことで、今までも落書き風に使っていました。
それがなかなか良い味で、小品を際立たせていました。
今回は自由な線で遊ぶドローイングのような作品、思いっきり具象の馬の顔が加わっています。
面白い試みですね。
今や絵画に具象も抽象もありません。
絵画という枠組みの中で、オオワダノリコさんのように自由自在にその可能性を追求することが肝要ではないでしょうか。
ご高覧よろしくお願い致します。2011年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
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2016年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2018年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
2020年藍画廊個展
会期
2021年10月18日(月)ー23日(土)
11:30ー19:00(最終日18:00)
会場案内