洲崎正隆展
SUZAKI Masataka
洲崎正隆展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の8点が展示室の展示で、その他小展示室に2点の展示があります。
作品はすべてアクリルパネル・アクリル絵具・パステル・色鉛筆を使用しています。
作品を1点ずつご覧下さい。
左壁面、左端の作品です。
タイトル「作品 001」で92(H)×91(W)cmです。
左壁面、中央の作品です。
「作品 002」で92×120cmです。
左壁面、右端の作品です。
「作品 003」で55×65cmです。
正面壁面、左端の作品です。
「作品 004」で45×60cmです。
正面壁面、右端の作品です。
「作品 005」で91×92cmです。
右側壁面、左端の作品です。
「作品 006」で60.5×82cmです。
右壁面、右端の作品です。
「作品 007」で92×120cmです。
入口横壁面の作品です。
「作品 008」で66.5×92cmです。〈作家コメント〉
見えるものは移ろいすべては変容する
近づいても核心には触れられず実体もつかめない
アンビエント(ambient)「環境の」と融合した
無と有の境界の曖昧な状態
自分も空間も空にしないと新しい色は現れない
そしてもっと大きな存在を感じたい。
絵画の支持体は通常キャンバスですが、洲崎さんはアクリルパネルを用いています。
制作はまずパネルの上に紙を貼り、アクリル絵具、パステル、色鉛筆で描画します。
その上に半透明のメデュームを塗布し、再びアクリル絵の具、パステル、色鉛筆で色面を作っていきます。
この工程を何十回も繰り返して、あの独特の透明感のある画面が出来上がります。
絵画は色と形で成り立っています。
しかし洲崎さんの作品は色を主体としていて、形はそれを補うようなポジションになっていると思われます。
色そのもののが空間に浮かんだような画面。
眺めていると、その美しさの不思議に思いを馳せると同時に、色の本質について考えさせられます。
色とは一体何なのでしょうか。
アクリルパネルの上に漂っている色は、捉えようがありません。
コメントにもあるように、それは環境と融合していて、有るのか無いのか分かりません。
確かなのは、色は光と不可分なことだけです。
色の要素が光だとしたら、わたしたちの存在や世界の在り方にも関わってきます。
移ろいゆく時間と空間。
その不確かさのなかで、光はすべての始まりであって、すべての事象を司っています。
特異な絵画の、自ら発光したかのような彩りは、そのことを静かに語っているような気がします。
ご高覧よろしくお願い致します。2004年藍画廊個展
2005年藍画廊個展
2006年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2009年藍画廊個展
2010年藍画廊個展
2011年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
会期
2015年11月16日(月)ー21日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内