山内賢二展
こそあど
YAMAUHI Kenji
山内賢二展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の8点で山内賢二展は構成されています。
作品を1点ずつご覧下さい。
左壁面、左端の作品です。
タイトル「バリア」(アクリル・綿布・パネル)でサイズ1455(H)×1455(W)mmです。
左壁面、中央と右端の作品です。
左は「遠くへ」(アクリル・綿布・パネル)で410×410mmです。
右は「みじたく」(アクリル・グリッター・綿布・パネル)で530×530mmです。
正面壁面の作品です。
「ふたりごと」(アクリル・綿布・パネル)で1455×1455mmです。
右壁面、左端の作品です。
「どちらでもない、どちらでもある」(アクリル・綿布・パネル)で1000×1000mmです。
右壁面、中央と右端の作品です。
左は「隣人i」(アクリル・綿布・パネル)で606×606mmです。
右は「ユメノソト」(アクリル・綿布・パネル)で606×606mmです。
入口横壁面の作品です。
「無題」(アクリル・綿布・パネル)で1940×1940mmです。
〈作家コメント〉
刹那的イメージの氾濫する今日。
「ありのまま」という観念としての日常性を疑い、取り巻く既成事実を再構成するところから自身の制作は出発する。
作品が観者にとっての新しい地平へ向かう戸口になればと思う。
正方形の画面に描かれた、フェンス、鳥、犬、テントなどのシルエット。
シンプルな画面に、それらは浮かび上がっています。
一つ一つの画像にそれほどの意味があるとは思えません。
日常のイメージの(山内さんの気になる)シンボルとして描かれていると想像します。
わたしたちの日常は記号の消費として成り立っています。
街やテレビやインターネットから情報を摂取し、その更新で日々が送られていきます。
生を確認するようなものは、そこにありません。
あるのは浮遊する情報の流れです。
山内さんの絵画には、そんな日常の中から、確かなものを画面に定着しようとしている姿勢が見受けられます。
絵画という手法と通じて、オーソドックスなやり方で、何かを掴もうとしています。
それは、言葉を換えると回復という語が相当するかもしれません。
人間が失った何かを取り戻そうとすることです。
絵画。
その構造が持つ深く、豊かな情報量。
それを存分に活かしながら、山内さんの絵画は表現しています。
わたしたちの本当の「生活」について。
ご高覧よろしくお願い致します。
プライスリスト2010年藍画廊個展
2011年藍画廊個展
2012年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
作家Webサイト
会期
2015年6月1日(月)ー6月6日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内