iGallery DC

清水まこと×福田昌湜展
SHIMIZU Makoto / FUKUDA Masakiyo




清水まこと×福田昌湜展の展示風景です。






上から、画廊入口から見た左壁面左側、左壁面右側と正面壁面、右壁面の展示風景です。
以上の23点で清水まこと×福田昌湜展は構成されています 。
(上の画像以外に入口カウンター上に2点、正面壁面裏に1点の展示があります。)
作品の詳細をご覧下さい。


左壁面左側の作品です。
左は(福田昌湜作品)タイトル「2025-001」(アーカイバルピグメントプリント/高保存性デジタル顔料プリント)で220×220mm、右は(清水まこと作品)「ステップラー01」(ミクストメディア)でサイズ355×425mmです。

 


左壁面右側の作品です。
ここからは清水まことさんの作品が続きます。
左は「TAO#1」(キャンバス、アクリル絵具)、右は「TAO#2」(キャンバス、アクリル絵具)で各725×605mmです。



「TAO#1」、 「TAO#2」の原画とその説明テキストです。


正面壁面上と左の作品です。
左から「#3,14」で350×700mm、「#01」で135×95×80mm、「#02」で210×95×80mです。
すべてミクストメディアです。


正面壁面右の作品です。
左から「#03」で100×95×80m、「#04」で120×95×80m、「#05」で60×95×80m、「#06」で110×95×80m、「#07」で90×95×80m、「#08」で190×95×80mです。
すべてミクストメディアです。



右壁面左の作品です。
ここから福田昌湜の作品が続きます。
左から「2025-002」で223×397m、「2025-003」で223×397m、「2025-004」で178×267mです。
すべてアーカイバルピグメントプリントです。

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右壁面中央の作品です。
左から「2025-005」で223×397m、「2025-006」で220×220mです。
すべてアーカイバルピグメントプリントです。


右壁面右と正面壁面裏の作品です。
左から「2025-007」で250×375m、「2025-008」で178×267m、「2025-009」で220×220mです。
すべてアーカイバルピグメントプリントです。



カウンター上の清水まことさんの作品です。
左から「EBOX#01」、「EBOX#02」で各210×310×60mです。
すべてミクストメディアです。

 

<作家コメント/清水まこと>
表現の継続的なスタイルは無し、評価されないアートエリアにいる。
福田昌湜さんとは、阿佐ヶ谷「西瓜糖」以前からの友人です。
余談;1970年大阪万博空中テーマ館展示計画に、粟津潔のアシスタントとして参加しました。
今年の大阪万博には興味がありませんでしたが、55年間の自身の変化を感じ取れるか行くことにしました。


わたし(福田昌湜)は1979年に東京阿佐ヶ谷で喫茶と現代美術ギャラリーの「西瓜糖」を妻(藍画廊/倉品みき子)とオープンしました。
その店舗デザインを担当したのが、以前からの知り合いだった清水まことさんです。
当時としては画期的な全面ガラス張りのファサードとクールなモノトーンの店内は、現代美術との相性が良くメディアでも取り上げられました。
考えてみれば「西瓜糖」は清水さんとわたしども夫婦とのコラボレーションだったように思います。

清水さんの個展は西瓜糖と藍画廊で何回も拝見しています。
店舗デザインのスタイリッシュなモダンデザインとは異なり、身体性を意識した具象的造形が作品の核にあります。
表現の形式は平面、立体、映像を縦横にクロスさせるのが特徴で、その個性は清水さんならではのものを持っています。
作品を通貫する思想を一言で表せば前衛(アバンギャルド)です。
つまり日常の常識を揺さぶる、混乱させる面白さに満ちています。
そしてユニークなのは、歴史的な前衛(デュシャン、マン・レイ,コーネルなど)に敬意を表した制作スタイルです。
単なる引用でもなければ、表面的な目新しでもなく、時代を超えた表現の強度を目指していると思います。

わたしの写真はありふれた日常を撮影したものです。
今回はカラーが3点で、モノクロームが6点です。
カラー作品は退屈な日常をテーマにしています。
まるで映(ば)えないけど、日常とは概ね退屈なものだと思っています。
では何でそんなものを撮るのかと問われれば、日常を真摯に見つめたいからです。
それがどんなにつまらなくても、わたしたちはそんな日常に囲まれ、送っているからです。

モノクローム作品も基本は同じですが、幾分のユーモアと孤独が滲み出ているかもしれません。
好きだけど嫌いな孤独を風景に重ねて、自己充足(?)しています。
自分でも寂しい奴と思いますが、本当のことだから致し方ありません。
作品を見て共感を覚える方がいらしたら、それはそれは本望に尽きます!
前述したように「西瓜糖」が昭和のコラボだとしたら、本展は令和の二人のささやかなコラボになります。

ご高覧よろしくお願い致します。


作品リスト1
作品リスト2

<清水まこと>
2010年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2021年藍画廊個展

<福田昌湜>
2016年SW11(4月)個展
2016年SW11(9月)個展
2017年ギャルリ イグレグ個展
2017年藍画廊「子育てと美術2017」
2017年SW11個展
2018年阿佐ヶ谷アートストリート
2019年藍画廊個展
2020年ギャルリ イグレグ個展
2021年iGallery DC二人展
2023年iGallery DC二人展
2024年iGallery DC二人展

作品を購入御希望の方は、恐れ入りますが、下記までメールにてご連絡をお願い致します。
折り返し送金方法、納品時期等をお知らせ致します。
(作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。)
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(*お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)

清水まこと×福田昌湜展
会期:2025年6月26日(木)〜7月20日(日)
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜18:00


会場アクセスと展覧会スケジュール