藍 画 廊

清水まこと
SHIMIZU Macoto



清水まこと展
の展示風景です。



各壁面の展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の31点が展示室の展示で、その他小展示室に2点の作品があります。
作品の詳細をご覧下さい。



左壁面、左端、左から2番目、3番目の作品です。
左はタイトル「濾過」(ケント紙、アクリル絵具、書)でサイズ545×383mm、
中央は「SEKINE vol.1」(木板、アクリル絵具)で320×500mm、
右は「SEKINE vol.2」(木板、アクリル絵具)で475×298mmです。



左側壁面、左から4番目、5番目、6番目、7番目、8番目の作品です。
左から「Variation S ♯02」(キャンバス、木パーツ、アクリル絵具)で335×728×110mm、
「Variation S ♯01」(キャンバス、木パーツ、アクリル絵具)で335×728×110mm、
「馴染まぬ末」(木ボックス、スペースコラージュ)で225×260×60mm、
「確かさの果」(木ボックス、スペースコラージュ)で285×420×100mm、
「Nothing」(アルミフレーム真鍮BOX、鉛筆画、金属パーツ)で400×400mmです。

 


左壁面9番目、右端と正面壁面左端の作品です。
左は「KITA」(アルミフレーム、レリーフ、ポロライドプリント)で355×420mm、
中央は「KOBA」(アルミフレーム、レリーフ、ポロライドプリント)285×375mm、
右は「IKB Cubes」(木BOX、キューブレリーフ、International Klein Blue )で830×830mmです。

 


正面壁面、左から2番目、3番目、4番目、右端の作品です。
左から「Col」(木BOX、コラージュ)で330×330×80mm、
「視点」(木BOX、コラージュ)で250×180×90mm、
「Duchamp 漏斗」(キャンバス、アクリル絵具)で530×465mm、
「Tension」(木BOX、アクリル絵具、ガラスプレスペイント)で830×830mmです。



右壁面、左端、左から2番目、3番目、4番目の作品です。
左から「BOX-Red」(木パネルレリーフ、アクリル絵具、木彫、他)で500×600mm、
「BOX-Biue」(木パネルレリーフ、アクリル絵具、他)で500×600mm、
「IKB relief」(石膏レリーフ、アクリル塗料、ケースアクリル板)で280×335mm、
「If you」(クラフト紙、スケッチ紙、額、リキテックス、他)で465×585mmです。



右壁面、左から5番目、6番目、右端の作品です。
左は「KLIMT 記憶」(キャンバス、木枠、アクリル絵具)で550×620mm、
中央は「KLIMT 間」(キャンバス、アクリル絵具)で530×465mm、
右は「Tokyo Layer」(木パネル、力テックス、ベニヤ切り抜き、他)で455×665mmです。



入口横壁面、左端3点、中央、右端3点です。
左の3点は「羯諦 ♯1〜3」(楮和紙 、カラーインク、他)で530×465mm、
中央は「般若心経 輪」(楮和紙 、墨)で625×555mm、
右の3点は「般若心経 四方 ♯1〜3」(楮和紙 、墨、他)で530×465mmです。



画廊床面に設置された2点です。

 

<作家コメント>

今回の個展は自分の勝手な思い違いにより、構想していた作品(表現)の製作が出来ず
急遽展示内容を変更いたしました。
1980年代から今日までの手元にある作品を展示いたします。
雑多で多様かつ一貫性のない作品群が個性なのかもしれません。

1980年代から今年までの、約40年間にわたる清水さんの作品展示です。
ミニ回顧展の趣で、なかなか面白い展示になりました。
清水さんとは個人的な付き合いが1970年代の半ばからあります。
清水さんは優秀なデザイナーで、仕事を依頼したこともあります。
そこでの仕事は、とてもモダンでスタイリッシュな、時代の先を行くようなデザインでした。
ですから、最初に美術の展示を見た時は少なからず驚きました。
何というか、フィジカル(肉体的)であり、モダンの明るい未来志向に反する暗さ(?)があったからです 。

恐らくは、清水さんという人はデザインの仕事と美術の仕事を足すと良く解るような気がします。
どちらか一方では半分しか解らない、そういう表現者だと思います。
しかしデザインの仕事のフラストレーションを美術で解消しているとは思えません。
どちらの仕事も自由闊達に思い通りにこなしているからです。

さて、美術の仕事。
多様ですね。
美術史のサンプリング、引用のように見えますが、どうも違う。
好奇心の赴くままに、イヴ・クライン、デュシャン、クリムトなどなどを自己解釈しています。
だから一貫性がないように見えて、統一感があります。
その肝(キモ)はと言えば、アヴァンギャルドではないでしょうか。
時代の前衛ですね。
それを、自由に解釈して自分のものにしている。
これは意外に美術家では難しい仕事で、清水さんの立ち位置だからこそ為せる仕事です。
それが般若心経の羯諦(ぎゃてい=彼岸へ)まで続いています。
(そうか、般若心経もアヴァンギャルドだったのですね!)

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト1
プライスリスト2

2010年藍画廊個展
2017年藍画廊個展

会期

2021年12月6日(月)ー12月11日(土)
11:30ー19:00(最終日18:00)

会場案内