多田布美子展の展示風景です。
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画廊入口から見て、正面の壁面です。 タイトル「夜の波動 」で、サイズは132×164cmです。 |
右側の壁面です。 「遠ざかる日射し」で、74×74cmです。 |
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入口横右の壁面です。 「沈みこむ光」で、93×118cmです。 |
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左側の壁面です。 「静かな兆し」で、146×114cmです。 |
左側壁面と正面壁面の角にある小さな壁面です。 「沈み込む光 II 」で、74×62cmです。 |
画廊内の展示は以上の五点で、その他道路側ウィンドウに一点、芳名帳スペースに二点の小品展示があります。
作品はすべて、綿布とテトロンにアクリル絵具を使用しています。
今回のご案内は、ページ制作者(ふくだまさきよ)が画廊で展示を見る前に制作されています。
撮影は藍画廊の菊池絵子で、送信された画像を基に構成致しました。
通常とは異るご案内であることをご了承下さい。
正面壁面の「夜の波動 」です。
多田さんの作品制作の手法は独特で、画面は二重構成になっています。
下が綿布で、その上にわずかな隙間(1.5cmほど)があってテトロンが張られています。
描画は綿布とテトロンの両方に為されています。
半透明のテトロンが被さった二層の描画は、画面の焦点をボカし、通常の絵画とは違った奥行きを生じさせます。
入口横右壁面の「沈みこむ光」です。 以前の作品に比べ、画面における色相の比重が減っています。 光と影の絵画、といえるかもしれません。 |
左側壁面の「静かな兆し」です。
若干高さのある箱状に設えた額が、壁面と作品を明確に区切っています。
作品との対面は、作品世界に入り込むような感じになります。
右側壁面の「遠ざかる日射し」です。 ご高覧よろしくお願いいたします。 |