浜田涼展
HAMADA Ryo
浜田涼展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の18点が展示室の展示で、その他小展示室に1点の展示があります。
作品はすべてアーカイバルピグメントプリントで、サイズは329(H)×483(W)mmです。
作品を1点ずつご覧下さい。
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左壁面、左端と左から2番目の作品です。
左はタイトル「201601 とぼとぼと」です。
右は「201602 とぼとぼと」です。
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左壁面、左から3番目と右端の作品です。
左は「201603 とぼとぼと」です。
右は「201604 とぼとぼと」です。
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正面壁面、左端と左から2番目の作品です。
左は「201605 静かな」です。
右は「201606 静かな」です。
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正面壁面、左から3番目と右端の作品です。
左は「201607 静かな」です。
右は「201608 静かな」です。
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右壁面、左端と左から2番目の作品です。
左は「201609 明るい部屋」です。
右は「201610 明るい部屋」です。
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右壁面、左から3番目と右端の作品です。
左は「201611 明るい部屋」です。
右は「201612 明るい部屋」です。
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入口横壁面、上段左端と中央の作品です。
左は「201613 錯覚」です。
右は「201614 錯覚」です。
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入口横壁面、上段右端と下段左端の作品です。
左は「201615 錯覚」です。
右は「201616 景色」です。
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入口横壁面、下段中央と右端の作品です。
左は「201617 景色」です。
右は「201618 景色」です。〈作家コメント〉
不思議だな、なんだかわからないな、
でもなんだかいいのかな、
だいたいそのくらいを感じることができれば、
その他のもっと複雑で難解で、私やその人が全然わからないことも、
わからなくても、わかったような気持ちになれば、だいたいそれでいいかと思う。浜田さんの作品はカメラを用いていますが、単純に写真とは言えません。
そもそも浜田さんは絵画の作家ですが、作品が絵画だとも断定も出来ません。
どちらでもないでけど、どちらでもある。
そういう作品が増えていて、なんだかわかりません。
しかし作家がそれでよいと言っているので、それでよいのです。
要は、平面という形式に則った作品なのです。
ではどういう作品かと言えば、光をテーマにした表現ではないかと思います。
写真の発明は絵画の写実的実用性を奪いましたが、絵画に光の視点を導入しました。
ですから印象派は写真以降の絵画ということが出来ます。
写真の発明がなければ、印象派は誕生しなかったのです。
他方写真も写実的記録から出発して徐々に変化を遂げています。
写真芸術とも呼ばれるジャンルを確立して、光に焦点を当ててきました。
美術から見て大きな変化は、アンディ・ウォーホールの出現です。
それに続くメイプルソープやベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品によって、写真が美術界に認知されました。
そして近年はデジタルカメラによって、多彩なアート寄りの表現が生まれています。
つまりは、絵画と写真の交差する時点に浜田さんの作品は在ると言っていいでしょう。
絵画から出発して、写真に出会った作品、表現です。
このボケボケのピンボケ写真は、豊かな色彩と計算された構図で成り立っています。
その美しさは固有で、絵画と写真の良いとこ取りです。
光が生み出す色彩は、ため息が出るような美しさですね。
壁にプリントされたような、フラットな平面作品。
展示も計算されています。
計算されていないのは、意識の外にある何かです。
普段は意識されない、世界の秘密です。
それを見出すために、カメラのピントを調節して、構図を決め、光を取り込むのです。
人が生まれて、母親の体内から出て、目が開いた時。
人は何を見るでしょうか。
恐らく、浜田さんが見出したような風景を見ると思います。
それはつまり、生そのものではないでしょうか。
光が生み出す、生の世界そのものだと思います。
ご高覧よろしくお願い致します。作家Webサイト http://www.hamadaryo.com
浜田涼藍画廊2001年個展
浜田涼藍画廊2002年個展
浜田涼藍画廊2003年個展
浜田涼藍画廊2004年個展
浜田涼藍画廊2006年個展
浜田涼藍画廊2007年個展
浜田涼藍画廊2009年個展
「世界」2010 浜田涼展
浜田涼藍画廊2012年個展
浜田涼iGallery DC2014年個展会期
2016年3月14日(月)ー19日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内
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