藍 画 廊

菊池まり子
KIKUCHI Mariko



菊池まり子展の展示風景です。



各壁面ごとの展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の13点が展示室の展示で、その他小展示室にドローイングと小作品の展示があります。
作品はすべてキャンバスに油彩です。
作品を1点ずつご覧下さい。



左壁面、左端と左から2番目の作品です。
左はタイトル「アナーハタ」で、サイズ22.7(H)×15.8(W)cmです。
右は「偲手」で27.3×22cmです。



左壁面、左から3番目と4番目の作品です。
左は「午睡に溺れて」で27.3×22cmです。
右は「鬼火」で33.3×24.2cmです。



左壁面、左から5番目、6番目、右端の作品です。
左は「神農さん」で22.7×15.8cmです。
中央は「Gradated grey」で22.7×15.8cmです。
右は「空き家の体」で27.3×22cmです。



正面壁面の作品です。
「プラーナ」で145.5×112cmです。



右壁面、左端の作品です。
「幸せな骨」で116.7×91cmです。



右壁面、中央の作品です。
「雨の日の弔い」で116.7×91cmです。



右壁面、右端の作品です。
「118号線で未明」で116.7×91cmです。



入口横壁面、左端と右端の作品です。
左は「7月の旅人」で33.3×24.2cmです。
右は「青息」で27.3×22cmです。

〈作家コメント〉

「ヒト」を感じる機会が増えた。
肉として、生き死にの依り代として、業の分身として。
ふと気付けば、現象を孕む船となって描く自分が居る。
意識の底で青白く燃える鬼火を恐る恐る覗きながら。

無駄のない、端正な絵画です。
しかし内実はモダーンな抽象絵画ではありません。
画面の、精神の深いところに、土着的な霊性があるからです。

以前にも記しましたが、菊池さんの作品には気及び気配を感じます。
気の流れ、気配が絵画という形式を借りて描かれているように思えるからです。
気は東洋の伝統的な世界観であり、心身の在り方です。
それが西洋的な手法を巧みに使って表現されています。

菊池さんのテーマカラーはブルーグレーです。
その沈み込むような色合いが、心や世界の様相を描き出しています。
目には見えない気や心を、平面上に表出させる。
絵画の不思議さと特異さが、そこにあります。

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト

作家Webサイト

2012年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展


会期

2015年10月5日(月)ー10月10日(土)

11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)


会場案内