以前の「iPhone's photo(1)」で、iPhoneの完成度の低さについて書きました。
ところが数回のファームウェアの更新で、気が付いたら、完成度が格段に上がっていました。
日本語入力のモタツキも改善されましたし、Safariのクラッシュもほとんどなくなりました。
全体に安定度が増していて、発売当初から見ればかなりアップデートされています。
これで定額パケット料金が3000円台になれば、お薦めです。
アプリケーションの数も飛躍的に増えて、現在15000あるそうです。
その内の少なからずが無料で、有料でも100〜300円がほとんど。
タバコやお菓子を買うような感覚でダウンロードできます。
キャリア(dokomoとかauとかSoftbankとか)の囲い込みがないので、自由な発想のアプリケーションが多く生まれています。
(任天堂のWiiやDSも同様で、その発想の意外さがヒットに結びついていると思います。)
そのお陰で、iPhoneは稀にみるガジェットになりつつあります。
App Storeのアプリケーションのカテゴリーには、「写真」があります。
「写真」には、レタッチソフトやカメラ機能付加ソフトが数多くあります。
200万画素でチープな画質のiPhoneのカメラですが、これらのアプリケーションをインストールすれば色々なカメラに変身できます。
わたしはそのうちの五つをダウンロードしましたが、全部で1000円ほど。
月額使用料ではなく買い切りですから、安いと思います。
左はレッタチソフト「Photo fx」を使ってレタッチしたものです。
被写体は、iPhoto「神の像」の渋谷清掃工場の煙突です。
撮影は夕方ですが、フィルターで夜の雰囲気になっています。
(トリフォーの映画『アメリカの夜』を思い出しました。)
右はこの画像だけ一眼レフの撮影で、iPhoneに取り込み、「Photo fx」でレタッチしたものです。
センターのみピントが合うフィルターを適用しています。
エフェクトに関しては、パソコンのレタッチソフトよりも「Photo fx」の方が種類が豊富です。
続いては、藍画廊の移転再オープンを準備している時の撮影です。
左は展示室の様子です。
アシスタントと作家の方の奮闘をよそに、無能の人であるわたしは、ヒマな時間にiPhoneで撮影していました。
展示室自体は以前の画廊(ギャラリー21+葉)のままで、手を入れたのは専ら事務室の方でした。
展示室の壁に立て掛けられた木材などは、事務所の壁面や書架造りの材料の余りです。
右は「Photo fx」で渋めのフィルターを適用した画像です。
左は、準備作業の日々の合間に、日本橋へ食事に行った時の撮影です。
三越本店のショーウィンドウのガラスに映り込んだ風景です。
上半分はエルメスのテントで、裏側が映り込んでいるので、文字は正体になっています。
これは「Photo fx」のモノクロームのフィルターを適用しています。
右は画廊の展示室ですが、事務所のペンキ塗りの為、電話複合機を展示室に移動している図です。
事務所側のコンセントからケーブルは外せないので、引っ掛からないように、途中でテープで止めてあります。
左は、上の画像のケーブルとテープのアップです。。
グリーンの半透明のテープが、アクセントです。
右は、大工仕事やペンキ塗りの汚れを避ける為に、ビニールカバーをかけられたiMacです。
移転直前に購入しましたが、この時点ではデータを移行しただけで、未使用の状態でした。
iPhone's photo(6)に続く