岡典明展
OKA Noriaki
岡典明展の展示風景です。
各壁面の展示です。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の5点が展示室の展示で、その他小展示室に3点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端の作品です。
正面と横からの画像です。
タイトル「つらなる」(木、アクリル)でサイズ3×30×3.5cmです。
左壁面、右端の作品です。
正面と横からの画像です。
「しずか」(木、アクリル)で3×43×4cmです。
正面壁面の作品です。
「しゅっ」(竹、アクリル)で18.1×0.6×0.4cmです。
作品のクローズアップです。
右壁面の作品です。
「雲に山に」(木、アクリル)で4×12.8×2.5cmです。
入口横の壁面です。
「星が光りを失っても」(石膏、アクリル−青)(ハイストーン−白)(石膏、アクリル、ハイストーンー青・白)(ハイストーン、アクリルー薄青)で可変です。
作品のクローズアップです。<作家コメント>
それは突然にあらわれる。
自分の手が分離し自由な動きをみせる。
そこから生み出される形は自分の思惑とは違うようでいて、もともとの計画のようでもある。
生み出された情景を静かに受け止めると、その物体が呼吸をする様に生きはじめる。実にサッパリとした、シンプルな展示の作品です。
ミニマルな要素ですが、難解で観念的な作品ではありません。
タイトルなどでもわかるのように、これは風景を描写した作品です。
この邪気のない、気持ちの良い空間は何だろうかと考えてみました。
無駄がないというか、無駄しかないというか、実利で回っている世界とは正反対です。
ここには思惑もなければ、小賢しい知恵もなければ、教訓もない。
似ているといえば、こどもの絵に似ているかもしれない。
白い画用紙に、山の連なりと描いたり、木々の林を描いたり、雲を描いたり、星空を描写したり。
それを各壁面いっぱいに引き伸ばしたような感じでもある。
でもこどもの絵にはない洗練と大人の謙虚さがあって、それが岡さんという人物の表現になっています。
立派な素材による、立派な芸術ではありませんが、これほど素直な心持ちは貴重です。
それでいて、実に現代風で、(誤解を恐れずにいえば)オシャレ。
何だかコストパフォーマンスの低い、ポイント還元などとも無関係な作品ですが、見ていると得したような気分になります。
これって、かなり幸せなことかもしれませんね。ご高覧よろしくお願いします。
2010年藍画廊個展
2012年藍画廊個展
2017年軌跡の庭
会期
2020年2月3日(月)ー8日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内