「佃島界隈(1)」の続き
佃島を散策していて、ふと後(佃大橋の方面)を振り返ると、必ず目に入るものがあります。
それは聖路加タワーです。
正確には、2棟の超高層ビルからなる複合施設、聖路加ガーデンです。
高い方が聖路加タワーで、商業施設とオフィスで構成されています。
低い方は聖路加レジデンスで、賃貸マンションとホテルが入居しています。
上は先ほどの、佃の町の運河辺りからの撮影です。
古い家並みと、レゴで作ったような二つの巨大ビル。
そのコントラストが面白いですね。
聖路加レジデンスの特徴は、二つのビルが空中で繋がっていることです。
それがビル自体の造形以上に目を惹きます。
銀座通りに一丁目と二丁目を別ける通りがあります。
角が名鉄メルサと外資の宝石店になっていて、そこから海の方角を眺めると、丁度聖路加ガーデンが正面に見えます。
つい最近まで何のビルなのか知りませんでした。
少し霞んで、蜃気楼のように建つ二つの超高層と、それを繋ぐ空中通路。
少しばかり、現実離れした光景でした。
これは大川端リバーシティ21の近くからの聖路加ガーデンだと思います。
一度では覚えられないような複雑な意匠のビルですが、空中の連絡通路は一度見たら忘れられません。
佃島側は超高層ビルが林立していますが、向こう側で超高層は聖路加ガーデンだけです。
それで、後ろを振り返ると、あの建物が必ず目に飛び込んできます。
大川端リバーシティ21の建物の周辺は、公園や緑地になっています。
建ぺい率などの法的規制と思いますが、一様に管理が整っています。
その整い方が、今一つ個性に欠けていて興味を惹きません。
(まださっと見ただけなので、次回は各所にあるというオブジェなども探索したいと思います。)
これは石川島に近い岸辺の公園からの聖路加ガーデンです。
聖路加タワーの47階には展望台があります。
わたしが以前上った時は、生憎始業時間前で、その展望を見ることが出来ませんでした。
昼間も良さそうですが、夜の展望はさぞかし美しいでしょうね。
結局、今朝は佃島界隈を一巡しただけでした。
次は石川島方面とか、月島方面にも足を延ばしたいと思っています。
銀座から歩いてこちらの方まで来ると、街の表情が刻々と変化して、とても面白く感じられます。
庶民的な町並が残る佃と、華やかな外資のブランドショップが幅を利かす銀座。
その実際の距離はさほど遠くないのですが、世界は別世界。
そしてそれとも異なる、大川端リバーシティ21と聖路加ガーデンが結ぶスカイライン。
しばらくは飽きることなく、散策できそうです。