根本美恵展
NEMOTO Mie
根本美恵展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の27点が展示室の展示で、その他小展示室に1点の展示があります。
作品は主にオイルパステル、水可溶性油絵具、キャンバスを使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端の3点です。
左から、タイトル「山 透ル 1〜3」でサイズはすべて455×273mmです。
左壁面、中央の4点のです。
左から、タイトル「山 透ル 4〜7」でサイズはすべて455×273mmです。
左壁面、右端の作品です。
「影をおとす」で455×530mmです。
正面壁面、左端、中央の作品です。
左は「月をひろう」で1000×652mm、
右は「辿ル」で410×318mmです。
正面壁面、右端の作品です。
「山際では」で1000×652mmです。
右壁面、左側の9点です。
「日日(にちにち)1〜9」で、サイズはプライスリストをご覧下さい。
右壁面、中央の3点です。
左から「浮遊するカケラ 1〜3」ですべて652×455mmです。
右壁面、右側の2点のです。
左から「浮遊するカケラ4 〜6」ですべて652×455mmです。
入口横壁面の作品です。
左は「山ギワ」で410×318mm 、
右は「遮るもののない場所で」で727×1000mmです。
〈作家コメント〉
ここからみえる風景の終わりは、
空か遠くの山々か、その先が気になって山を透かしてみたら、
雲がゆっくりと過ぎてゆきました。
ギャラリーに展示された28点の絵画。
生き生きとした色彩に溢れています。
抽象画に見えますが、日常の風景をモチーフに描かれたものです。
透明感のある画面にはエネルギーのようなものを感じます。
まるで風景が一つの生命のようにも見えます。風景は、とりわけ日常の風景は退屈なものです。
なぜならわたしたちの視点は固定されているからです。
必要のあるもの、興味のあるものしか見ず、それが風景の総体だと思い込んでいるからです。
しかし風景にはいろいろな表情があります。
見る人によって風景は異なり、季節によって、時刻によって風景は変わっていきます。
風景を静的に捉えるのではなく、動的に捉えるのが画家の仕事であり、根本さんの絵画です。風景のベースにあるのは、光です。
光が風景を作っていきます。
光は常に変化していて、それは色彩として表現されます。
根本さんの絵画が色彩豊かなのは、光の有り様に忠実だからです。
光が作る多彩な風景を、余すことなく表そうとしているからです。光はまた生命の源で、生きとし生けるものの母体です。
つまり、風景とは生命活動の実態という見方もできます。
根本さんの絵画にエネルギーを感じるのは、その所為かもしれません。
ゴッホの絵に強烈なエネルギーを見るように、根本さんの絵にはしなやかなエネルギーの輝きを覚えます。
ご高覧よろしくお願い致します。2002年藍画廊個展
2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2008年藍画廊個展
2010年藍画廊個展
2014年藍画廊個展
2017年藍画廊個展
2019年藍画廊個展
会期
2022年10月10日(月)ー10月15日(土)
11:30ー19:00(最終日18:00)
会場案内