樋口薫展にはサブタイトルがついています。
造語というか造字というか、下の画像がそのサブタイトルです。「春」と「旬」を組み合わせて一字にしたもので、読み方は分かりません。
案内状の裏側には英語で「Sprout!」と書かれています。
「芽」、あるいは「芽が出る、発芽」ですね。
これは樋口さんの訳で、この字の意味は各自が勝手に訳して構わないそうです。
展示風景です。
入口から見て、正面と右側の壁面です。
右側と入口横右の壁面です。
出品作は全十一点で、作品サイズは17.5(H)×19(W)cmから115(H)×87(W)cmまで多様に渡っています。
作品は、前回と同じく楮(こうぞ)紙に岩絵具、膠、アクリルメディウム、染料、インクを使用しています。
右側壁面です。
この他、道路側ウィンドウにも一点展示されています。
もうワンカット、道路側入口からのショットです。
画廊空間に「春」が飛び跳ねているのが、お分りいただけるでしょうか。
三点ほどピックアップしてご覧いただきます。
左側壁面の作品(115×87cm)です。
音楽ですね。
画面から音が聞えてくるようです。
奏でいるのは、「春の祭典」かもしれません。
この作品(91×69.5cm)は正面の壁面です。
ここにあるのは、リズム。
心が踊りだすような、軽やかなリズムです。
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入口横右の作品(41×22.5cm)です。 鮮やかな緑が印象的な作品です。 如何ですか。 サブタイトルの意が伝わってきますね。 作品のテーマは前回と同じく生命(いのち)ではないかと思います。 生きることの喜びです。 春は、そのことを一番実感できる季節です。 |
画廊の中は春爛漫ですが、画廊の外にも春の足音が聞えます。
その音に誘われてご高覧いただけたら、と存じます。
よろしくお願いいたします。
会場案内
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