樋口薫展は十点の平面作品で構成されています。
会場風景です。
左端の作品サイズは、66(H)×91(W)cm。
この作品が一番大きいサイズです。
左から三番目の作品は、、25.7(H)×16(W)cmで一番小さいサイズです。
以前の樋口さんの作品は巨大でしたから、今回は比較的小振りな作品の展覧会といえます。
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画廊入口から見て左側壁面の作品です。 この他、右側壁面には小品三点。 道路側ウィンドウにも一点展示されています。 作品は、楮(こうぞ)紙に岩絵具、膠、アクリルメディウム、染料、インクを使用しています。 基本になっているのは日本画の画材です。 |
今回の展覧会は、写真でその面白さを伝えるのが難しい作品です。
それで、以下は作品に近づいて部分を撮影したものを載せてみます。
全体像は是非会場でご覧いただきたく思います。
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樋口さんの個展は4年ぶりです。
以前はダイナミックな動きの激しい作品でした。
画面の動きは、一瞬平面であることを忘れさせる程でした。
今回はそれに比べると穏やかな作品です。
でも、ここにも動きがあります。
それは、生きとし生けるものの躍動感ともいえる動きです。
具象とも抽象ともいえない形と色が作りだす、生命感溢れる動きです。
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作品を観ていると、いろいろな音色が聴こえてきます。
軽やかで、弾けるようなリズムも聴えてきます。
それは、小さな、穏やかな音ですが、聴く者の心を楽しくさせる音楽です。
ご高覧よろしくお願いいたします。
2001年12月3日(月)-8日(土)
11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内
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