阿片陽介展
AGATA Yosuke
阿片陽介展の展示風景です。
各壁面の展示です。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の15点が展示室の展示で、その他小展示室に4点の展示があります。
平面の作品はキャンバス、柿渋、蜜蝋、荏胡麻油を使用、立体は陶、柿渋、蜜蝋、荏胡麻油を使用しています。
平面のサイズはすべて1167×910mmです。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端、右端の作品です。
左のタイトルは「一文字」、右は「レンガ・アスファルトドローイング」です。
正面壁面、右壁面、入口横壁面の作品です。
左は「十字」、中央は「柱 」、右は「市松」です。
立体作品です。
左は「人型」でサイズ140×140×290mm、中央は「Y字」で280×170×340mm、右は「モヒカン」で370×290×580mmです。
立体作品です。
左は「練りからし」で240×240×37mm、中央は「いいね」で450×290×490mm、右は「団子(小)」と「 団子(大)」で120×120×150mm、150×150×180です。
立体作品です。
左は「キノコ」で140×140×210mm、中央は「スライム」で310×200×330mm、右は「花」で360×350×500mmです。
陶とドローイングで構成された空間。
とても心地良く、とても眼に優しく、美しい。
柿渋を用いた色彩が画廊の空間を一新しています。
阿片さんの制作の当初にはモチーフはありません。
手と眼が<かたち>を模索していきます。
ある時点から<かたち>が定まり、<かたち>が決まっていきます。
そして完成した<かたち>は名付けようもない<かたち>をしています。
わたしたちは言葉を覚えると、徐々に<かたち>を言葉と共に記憶します。
そして言葉が<かたち>に先んじて、<かたち>は既成の概念になっていきます。
阿片さんの立体の<かたち>には既成がありません。
どこか懐かしいようなユルい<かたち>でありながら、とても新鮮です。
言葉を覚える前に<かたち>で出会ったような感動があります。
壁面の平面は、立体とは対照的に抽象された<かたち>です。
自然界には存在しない直線で構成された、人間の思念が生んだ<かたち>です。
この二つが同居して、しかも融合している不思議な空間。
<かたち>とは何でしょうか?
そんな疑問が楽しめる、陶の特性を活かした展示です。
コロナの鬱陶しさが吹き飛ぶ、様々な<かたち>の展示です。
ご高覧よろしくお願いします。2009年「たまびやき」藍画廊
2015年藍画廊個展
2016年藍画廊個展
2018年藍画廊個展
新世代への視点2019 藍画廊個展会期
2020年9月28日(月)ー10月3日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内