小山茂勢展
KOYAMA Shigeori
小山茂勢展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の15点が展示室の展示で、その他小展示室に1点の展示があります。
作品はすべてアクリル絵具とキャンバスを使用しています。
作品を1点ずつご覧下さい。
左壁面、左端と左から2番目の作品です。
左はタイトル「妄想する形」で、サイズ805(H)×655(W)mmです。
右は「白黒1」で1000×805mmです。
左壁面、左から3番目と4番目の作品です。
左は「白黒2」で1000×805mmです。
右は「人」で1000×805mmです。
左壁面、左から5番目と右端の作品です。
左は「風景」で1165×910mmです。
右は「風景2」で910×1165mmです。
正面壁面、左端の作品です。
「グレイ1」で1455×1120mmです。
正面壁面、中央と右端の作品です。
左は「グレイ2 」で1165×910mmです。
右は「グレイ3」で1165×910mmです。
右側壁面、左端と左から2番目の作品です。
左は「グレイ4」で910×1165mmです。
右は「青い輪」で910×1165mmです。
右側壁面、左から3番目と右端の作品です。
左は「グレイ5」で910×1165mmです。
右は「グレイ6」で1165×910mmです。
入口横壁面、左端の作品です。
「グレイ8」で1165×910mmです。
入口横壁面、右端の作品です。
「グレイ9」で1120×1455mmです。
〈作家コメント〉
頭の中であれこれイメージしてますと球からいろいろと出てきてそれらがいろいろと
変化して増えていくのかいかないのか謎ですが楽しく描けました。
生物のようなそうでないようなものを自動手記的に表現しました。
小山さんの作品、変わり続けています。
強烈なエネルギーと色彩は消え、ドロドロ、ネバネバも減少しています。
しかし内容は唯一無二で、独自の違和感は健在です。
小山さんの作品のルーツにはシュールリアリズムがあると思います。
特にダリの描く夢の世界への愛着が強く感じられます。
夢の世界とは、深層の無意識の世界です。
普段は蓋をして意識下に置かれている、社会性とは相容れないアナーキーな世界です。
そんな危険に満ちた世界を野放図に描いてきた小山さんですが、今回は無駄をそぎ落とし、シンプルなフォルムに焦点を合わせてきました。
彩度もグッと落として、純度の高い描画になっています。
モノクロームの有機的な物体から始まり、徐々に直線的でメカニカルな要素が加わり、ガンダムを彷彿させるフォルムに変化しています。
マンガやアニメとの親和性の強い世界観ですが、無理なく絵画として消化されています。
絵を描くことは、意識的にせよ無意識にせよ、人間に興味を寄せることです。
人間とは何か、人とはいかなる生物なのか。
答えがあるとは限りませんが、作家は問い続けます。
小山さんも、しかりです。
その問いと執拗な描写は、今回も衰えることなく発揮されています。
ご高覧よろしくお願い致します。
2012年藍画廊個展
2013年藍画廊個展
2014年藍画廊個展会期
2015年9月7日(月)ー9月12日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
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