栞-しおり- bookmark 展は、西村智弘(美術評論家)、村田早苗(アートプロジェクト・マネージャー)、藍画廊の三者による企画展です。
西村さんが書かれた企画趣旨です。
頁と頁のすきまに栞(しおり)をはさむとき、わたしたちは読書という行為からいったん身を引
くことになる。栞は、本の世界に没入することを中断させるのであり、わたしたちを小さな休息
へといざなう。栞はまた、必要な箇所にとりあえずはさんでおく仮の指標である。つまり、自分
にとって大切なことをあらためて気づかせてくれる目印なのだ。わたしたちは、自分自身に栞を
はさむことができる。自分と他人のすきまにも、あるいは、自分と社会のすきまにも栞をはさむ
ことが可能である。過剰な情報に満ちた世界をいったん閉じてみたとき、騒がしい日常からとり
あえず身を引いてみたとき、「わたし」の栞にはなにが映っているのだろうか。
会場風景です。 画廊入口から見て左側壁面の展示です。 参加していただいた作家は36名。 作家名は栞展(2)に掲載いたします。 展覧会の企画に各作家が応えて、多種多様な栞が出品されました。 |
今回は各作家の作品を小さな画像でご覧いただきます。
(1)で18名、(2)で18名、と別けて掲載します。
画廊入口の左側壁面から順に一点ずつ撮影しました。
各作家につき一点の画像ですので、複数出品の場合は写っていない作品もあります。
又、作品の部分を写したものも多数あります。
画像が小さくて分かり難い、と思われた方は直接画廊で確かめて下さいね。
その価値は保証いたします。
画像に作家名も付してありませんので、これも画廊でご確認下さい。
如何ですか。
これで半分です。
手に取って見れる作品もあります。
開けてビックリ、の作品もあります。
裏側も必見の作品もあります。
とにかく、いろんな栞(作品)があります。
栞展(2)に続く
2002年6月3日(月)-6月8日(土)
11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内
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