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『「西瓜糖」の日々』


アンアンやポパイを出版しているマガジンハウスに「Relax」という月刊雑誌があります。
ユニセックスで20代、30代を主な読者層とした、グラフィックな雑誌です。
その「Relax」から、音楽についての取材申し込みがありました。

取材の内容は、わたしがかつて経営していた「西瓜糖」で収集したカセットテープのことでした。
担当の編集者は久家靖秀さん(写真家、美術家)の撮影したカセットの山に魅せられて、わたしのところに話を聞きに来たのでした。
このカセットの山については
「音楽の研究(3)」に詳しく書きましたので、未読の方はどうぞ。

「Relax」のJuly 2005 NO.101(2005年6月6日発売)の特集はiPod/the sound of musicです。
この特集の後半冒頭に、『「西瓜糖」の日々』(カセットテープ/音楽についての記事)が載っています。



iPod/the sound of musicが特集となった「Relax」の表紙です。
イラストの真ん中にあるのは、iPod(裏面)です。

特集前半はiPodで、後半はメディアやサウンドにまつわる記事です。
後半のタイトルバックも、「西瓜糖」で撮影された、テーブルの上で裸にされたカセットのテープです。
その後の6ページが『「西瓜糖」の日々』で、各2ページ見開きの構成になっています。
最初が取材のきっかけとなった久家さん撮影のカセットの山、次が「西瓜糖」の景色とカセット収集の由来、最後がリスト帳とわたしと久家さんの対談です。



テープのインデックスを記したリスト帳と久家さんとの対談のページです。
(左のコーヒーカップは雑誌の上に置いた本物に見えますが、掲載ページに写っているものです。念の為。)
久家さんの美しい写真と的確な編集者のテキスト、それとセンスの良いレイアウト。
実際よりもビューティフルな『「西瓜糖」の日々』です。

編集者の「懐古的な話にはしない」という方針は正解で、今日的な視点でページが作られています。
同じ後半に出ているECD(ラッパー)のインタビューも面白く、彼のミュージシャンとしての生き方に興味と共感を持ちました。

ご興味がある方は、書店でご覧いただければ幸いです。

(一番上の画像は、カセットの山のページのタイトルをトリミングしました。バックの縦状の縞は床に映り込んだカセットテープです。)