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続・中空


東京芸大の卒業制作展で撮影したのが「中空」です。
展示会場である美術棟の上階からの眺めでした。
「中空」の最後に、今度来る機会があったら屋上から撮りたいと書きました。
ところがその機会は一ヶ月もしないうちにやって来て、又美術棟に足を運ぶことになりました。

実は前回の卒展は内覧会で、今回が正式な卒業制作展でした。
内覧会とはオークションのようですが、ま、内輪に見せる展覧会の意でしょうね。
当然前回と同じような展示でしたが、藍画廊のアシスタントNさん(大学院を卒業)の卒制は今回初めてです。
展示会場である上階に向かいました。


エレベーターを降りて、展示室に向かう途中で目に入った階段の窓です。
この窓はさほど汚れていません。
やはり、窓が拭きやすい所と拭きにくい所があるようですね。
階段の暗い踊り場と外の景色のコントラストが強く、額縁に飾られた絵を観ているようです。

この前は急いでいたので気がつきませんでしたが、前回の展示室(アトリエ)とは廊下を挟んだ反対側にも、展示室(アトリエ)がありました。
アトリエの一方が大きなガラス窓で、それはそれは良い眺めです。



上の階段の窓からの景色がぐっと近づいた感じですね。
ビルの屋上にある二基のクレーンが、昆虫の触覚のように見えます。
さて、今日も余り時間がないので先を急ぐことにします。

幾つかの展示を観た後、Nさんこと永冶(ながや)さんの展示室に辿り着きました。
展示室の中央には天井から小さな木製の階段が螺旋に吊り下げられています。
どうやらインスタレーションのようです。
窓際にも作品がありました。



上がその作品です。
展示室には窓があって、その手前に棚があります。
そこに天眼鏡を据えた作品です。
景色は
「中空」トップの小さな画像の左端と同じです。

うん、これは面白い作品ですね!
窓の向こうの景色の一部が歪んで、二重に見えます。
簡素な装置で、深く考えさせますね。
わたし達が普段見ている現実と呼ばれるモノの確かさに、クエスチョンを投げかけるような作品です。
作品も良いですが、この画像もわたしにしては良く撮れていると思います。
(自画自賛ですね。)

と、何やら嬉しくなっていたら、屋上で撮影するのをすっかり忘れてしまいました。
もっとも、屋上があるのかどうかも確かめませんでしたが。

約束違反のお詫びと言っては何ですが、次のEXTRAショットをどうぞ。



東京タワーですね〜!
撮影場所は六本木ヒルズのレストラン。
(iGallery Weblogに書きましたが、食事はハズレでした。)
お店の人に断って、窓から夜景を写したものです。
ビルの五階のお店です。

下半分の映り込みは店内の天井の照明です。
又、窓の向こうに張り出しがあって、設置されたライトアップ用の投光器も写っています。
この画像は通常より補正を大目にかけています。
東京タワーとビル群の景色を、ちょっと人工的にしてみました。
背景の空も実際はもっと暗かったと記憶しています。


バカは高い所が好きと言いますが、確かに、本当ですね。
「続・中空」でした。



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