iGallery DC



浅川洋
ASAKAWA Yoh


浅川洋展の展示風景です。



各壁面ごとの展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。
作品を一点づつご紹介致します。



画廊入口横の壁面の作品です。
タイトル「FUKUSHIMA 0240-34」(パネル・油性マジック)でサイズSMです。



左側の壁面の作品です。
「ZONE2013塔8」(アクリル・鉛筆・オイルバー)で73.5(H)×54(W)cmです。



「ZONE2012塔2」(アクリル・鉛筆・オイルバー)で76(H)×105(W)cmです。



「ZONE2012塔4」(アクリル・鉛筆・オイルバー)で76(H)×105(W)cmです。


「FUKUSHIMA 0240-18」(パネル・油性マジック)でサイズSMです。



正面壁面の作品です。
「ZONE2013塔9」(アクリル・鉛筆・オイルバー)で105(H)×76(W)cmです。



正面壁面裏、ミニキッチンの壁面の作品です。
「ZONE2012塔5」(アクリル・鉛筆・オイルバー)で76(H)×56.5(W)cmです。



「FUKUSHIMA 0240-5」(パネル・油性マジック)でサイズSMです。



右側の壁面の作品です。
左は「FUKUSHIMA 0240-15」(パネル・油性マジック)、中央は「FUKUSHIMA 0240-13」(パネル・油性マジック)、右は「FUKUSHIMA 0240-33」(パネル・油性マジック)、サイズは共にSMです。



「ZONE 2013あの日からの3」(ミクストメディア)で33(H)×38.5(W)×4.5(D)cmです。



「ZONE 2013あの日からの1」(ミクストメディア)で33×38.5×4.5cmです。



「ZONE 2013あの日からの4」(ミクストメディア)で33×38.5×4.5cmです。



「ZONE 2013あの日からの2」(ミクストメディア)で33×38.5×4.5cmです。



左は「FUKUSHIMA 0240-6」(パネル・油性マジック)でサイズSM、右は「FUKUSHIMA 0240-7」(パネル・油性マジック)でサイズSMです。


<作家コメント>

2011年3月11日の東日本大震災から早くも2年。
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、20km圏内の住民は避難を余儀なくされ、
2年たった今でも帰ることができないでいる。
その中でも、双葉町、大熊町、富岡町は全住民が住み慣れた地を離れなければならなかった。

このエリアの電話番号は0240で始まる。
電話帳に番号は記載されていても、そこに人は住んでいない。
この事実を何と表したらよいのだろう。

かつて古代インドでは、釈迦の遺骨を安置するためにストゥーパを建てた。
塔の始まりである。
塔が建つ場所は聖地である。
福島は、特別な地になってしまった。
広島のように。長崎のように。チェルノブイリのように。

私は0240で始まる電話番号を描く。
繰り返し描く。馬鹿のように描く。
福島を見とどけることは、私たちのこれからの生き方を考えることだ。
祈りをこめて。



本展の作品は二つに大きく分けられます。
一つは0420の市外局番を持つ電話番号を繰り返し描いたもの。
その作品の中心には塔が描かれています。
コメントにある通り、東アジア文化圏では「塔」は聖なる遺物等を納めたストゥーパを起源とし、聖なる器・安置所を意味しています。

もう一つは浅川さんのワークショップで制作された、電話番号を二重に記した作品群です。
この作品は0420で始まる双葉町、大熊町、富岡町の電話番号から、参加者が任意の番号を選んで紙やフィルムに書き、その上に自分の電話番号を書いたものです。
二重に書かれた数字は分ち難く結びついていて、それが作者の意図になっています。
(このワークショップは画廊でも行われていて、来場者に二つの電話番号を書いてもらい、それを壁面に貼付しています。)

ここで用いられる電話番号は主に固定電話で、それは家族、家庭、世帯を意味しています。
同じ数字でも携帯のそれは個人を表すものとして機能しています。
二つの電話番号を重ねるワークショップは、二つの家族を重さね合わせることにもなっています。
恐らく浅川さんはそれほど意識していなかったと思いますが、これは興味深いコミュニケーションの形態です。
これらの作品の背後には、家族という共同体の問題が潜んでいます。

深読みついでにもう一つ、塔の問題をあげます。
塔とは元来宗教的なモニュメントでした。
これは洋の東西を問わずそうでした。
しかし近代以降の塔は、近代を象徴するものとして存在しています。
エッフェル塔は万博の遺産でしたし、東京タワーやスカイツリーはテレビ塔です。
わたしたちが一般的に塔をイメージするのは後者です。

浅川さんの描く塔は、その起源に忠実な塔です。
聖なる塔であり、モニュメントです。
福島は原子力発電所という近代的装置によって特別な場所となってしまいました。
汚染された土壌が元に戻るには気の遠くなるような年月が必要とされます。
その土地を鎮めるかのような、塔の描画。
それは原発問題への一つの風穴(回答)のような気がします。
塔の聖性の奪還は、美術家の為しうる優れたアプローチと言えるでしょう。

浅川洋経歴

2011年iGallery DC個展

プライスリスト

作品の価格は2014年1月まで有効です。
作品を購入後希望の方は、恐れ入りますが、下記までメールにてご連絡をお願い致します。
折り返し送金方法、納品時期等をお知らせ致します。
(作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。)
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(*お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)


iGallery DC  浅川洋展

会期:2013年2月24日(日)〜3月24日(日) 
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜19:00


会場アクセスと展覧会スケジュール