飯田啓子展
IIDA Keiko
壁面別の展示風景をご覧下さい。
展示室A、入口から見て左壁面の展示です。
展示室A、右壁面の展示です。
展示室B、左壁面の展示です。
展示室B、右壁面の展示です。
以上の20点で飯田啓子展は構成されています。
(上の画像以外にも展示室Aに本の作品、展示室Bのコーナーに立体1点の展示があります。)
作品の詳細をご覧下さい。
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展示室A、左壁面左の作品です。
左端はタイトル「シューズボックス 」(写真・紙)でサイズ24×35cm、右の3点は無題(写真・厚紙・花柄シート・PET板)で23.5×32cmです。
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展示室A、左壁面右の作品です。
すべて無題(写真・厚紙・花柄シート・PET板)で23.5×32cmです。
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展示室A、右壁面の作品です。
すべて無題(写真・厚紙・花柄シート・PET板)で23.5×32cmです。
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展示室B、左壁面の作品です。
すべて無題(写真・厚紙・花柄シート)で23.5×32cmです。
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展示室B、右壁面とコーナーの作品です。
左から「book」(ミクストメディア)でB5、「book」(ミクストメディア)でA4、「book」(ミクストメディア)で袋、「Amazon」(Amazon梱包用紙)で26×36.5×14cmです。
<作家コメント>
2012年にケイタイをスマホに替えました、それをきっかけに写真を撮るようになりました。
その当時に似たようなケイケンを持った方も多いのではと思います。
モニターが美しかった、簡単にいつでもどこでも撮れることも嬉しくて、自惚れたくなるようなステキな写真が撮れました・・・。
そしてずっとそのまま写真との幸福な時間が続けばよかったのですが、気がつけばここでもやっぱりはみ出よう、はみ出ようとしていました。
この展覧会は何を見せようとしているのか?
メインは写真のようだけど、マット代わりの花柄は何でしょう?
その前に、入口にあったコンビニ弁当の本「メイド・イン・コンビニ」の意味は?
何やら厚紙の梱包材で作った本と彫刻(?)は?答えは「チープな日常のワンダーランド」です。
映える風景や建築やスイーツはここにありません。
あるのは、チープなわたしたちの日々とそれを見る作者の「はみ出た」視線です。
あるいは、Amazonの梱包厚紙に包まれたわたしたちの「飽くなき欲望」です。さてさて消費生活に明け暮れるわたしたち。
いろんなモノやいろんな風景に囲まれていますよね。
それをちょっと違った視点で見てみたらどうなるか。
つまり中身と包装の逆転です。
主役と脇役(ほぼ通行人)の交代です。
そうするとそこには思いもよらぬワンダーランドが出現します。
この展覧会は二つの小さな展示室を使ったアナザーワールド出現の試みです。
それは慈しみと批評が混在した、現実へのアプローチです。
それが共有されたら、作者の勝利だと思います!
ご高覧よろしくお願い致します。
会期
2025年3月24日(月)ー3月29日(土)
11:30ー19:00(最終日17:00まで)
会場案内
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