藍 画 廊

番留京子展
VANDOME Kyoko



壁面別の展示風景をご覧下さい。



展示室Aの展示です。
(6点の作品です。)



展示室B、左壁面の展示です。



展示室B、右壁面の展示です。

以上の15点で番留京子展は構成されています。
(展示室Bのコーナーにも1点の展示があります。)
作品の詳細をご覧下さい。

 


展示室Aの作品です。
展示室全体を使った空間構成をしています。
全6点で、左側の3点がタイトル「花」,中央の2点が「森のモノたち 薔薇の君」、「森のモノたち おおきに」、右側が「海のはなたち」です。
すべて水性・木版でサイズは1780x457mmです。



展示室B、左壁面の作品です。
左から「Dandara」(木版・油性)で905x590mm、「Time to relax 」(木版・油性)で415x600mmです。



展示室B、窓側の作品です。
左から「I’ll give you」(木版 水性)で205x150mm、「Dance Dance」(木版・油性)で585x910mm、「Journey」で(木版 水性)で205x150mmです。

 



展示室B、右壁面、コーナーの作品です。
左から「巳 Sound of nature」(木版・油、水)で385x270mm、「Welcome 」(木版 水性)で595x420mm、「Send 」で(木版 水性)で205x150mm、「My dreams come true 」(木版 水性)で205x150mmです。


近年の藍画廊の展示では超大作の版画を展示していた番留京子さん。
移転してスモールスペースになった画廊でどんな展示を見せるか、と思ったら、展示室Aの空間全体を使うスタイルで登場です。
細長い(1780x457mm)紙に刷られた木版画が11枚。
左壁面以外は連作になっているので、作品点数としては6点になります。
1枚1枚はモノトーンですが、色は変えているのでナカナカに賑やかです。
いつもの番留流で、花は満開、獣(けだもの)は薔薇まみれ、鳥は見事なプロポーションを披露、海も花でそれこそ盛り沢山。
でも満腹で凭(もた)れないのは、これも番留流の洗練があるからです。
やっぱり、絵が上手い!

さてお隣のB室は額装されたカラフルな木版画の愉快で楽しい展示です。
泰西名画をモチーフにしたり、干支に因んだり、コロナなどの時事があったり、煙管で一服寛いだり、架空の女傑もどきやパンダがあったりとこちらも賑やか賑やか。
これはもう宇宙観ですよね。
アジアや日本の宇宙観です。
そこらここらに神様がいて、その神様も良い神様だったり、悪い神様だったりとテンヤワンヤ。
でも見ていると、見終わると、幸せな気分になるのは番留マジック?
サウナで気分一新、疲労回復も宜しいが、藍画廊で番留京子展も招福満天の星です!

ご高覧よろしくお願い致します。


作品リスト

2021年藍画廊個展
2022年藍画廊個展
2023年藍画廊個展


大阪万博 関西パビリオン内の「和歌山」ブースにて番留京子作品が公開されます

会期

2025年3月3
日(月)ー3月13日(木)
会期中無休
11:30ー19:00(最終日17:00まで)

会場案内