藍 画 廊



川口尚子展
KAWAGUCHI Noko

川口尚子展の展示風景です。



各壁面ごとの展示をご覧ください。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の31点で川口尚子展は構成されています。
作品のタイトルはすべて「untitled」で、サイズは300(H)×150(W)×2(D)cm、曇りガラス・植物・墨を使用しています。



左壁面、左端と左から2番目、3番目の作品です。



左壁面、左から4番目と5番目と6番目の作品です。



左壁面、左から7番目と8番目と右端の作品です。



正面壁面、左端と左から2番目と3番目の作品です。



正面壁面、左から4番目と5番目の作品です。



正面壁面、左から6番目と右端の作品です。



右壁面、左端と左から2番目と3番目の作品です。



右壁面、左から4番目と5番目と6番目の作品です。



右壁面、左から7番目と8番目と9番目の作品です。



右壁面、左から10番目と右端の作品です。



入口横壁面、左端と左から2番目の作品です。



入口横壁面、左から3番目と右端の作品です。

前回の個展は貝をテーマにした展示でした。
今回は植物。
それも雑草です。

基本的な展示は、曇りガラスを二枚並べていて、右の裏側に雑草左に雑草を見て描いたドローイングという構成です。
何よりも眼を惹くのは右側の雑草の美しさです。
曇りガラスの特質を十二分に生かした展示の仕方で、眼に優しく、ウットリするような雑草のフォルムです。
配置された雑草の遠近がフォーカス(焦点)の違いとなって、そこに夢幻のような光景が現れています。
曇りガラスを利用したボカシの手法が見事ですね。

それらと対比するように並べられた墨のドローイング。
こちらも端正なフォルムで、左側とのコントラストが見ものです。
ごくシンプルなインスタレーションですが、曇りガラスの展示角度など、細心の注意が払われています。
何よりも勝因は曇りガラスの採用と植物の美しさに着目した点です。
このように美しい雑草は見たことがありません。
雑草は逞しさの象徴のように言われますが、美しさでも負けていません。
さりげなく表現された、日常の美です。
推奨。

ご高覧よろしくお願いします。

作品配置図
プライスリスト

2003年藍画廊個展
2005年藍画廊個展
2007年藍画廊個展
2010年藍画廊個展
2013年藍画廊個展

会期

2015年5月18日(月)ー5月23日(土)

11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)


会場案内