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藍 画 廊

 


新世代への視点2001 「絵画」
画廊からの発言
加藤 泉 展



銀座、京橋地区の10の画廊による「新世代への視点」が始まりました。
今回で6回目になります。
本展のテーマは「絵画」。
藍画廊は加藤泉さんの作品です。



会場風景です。
縦長(145.5×97cm/P80)の作品四点がメインになっています。
キャンバスに油彩で描かれています。
人物画です。
画面から部分的に足がカットされています。
ネイキッドですね。
性器を露出したネイキッドです。











入口左側壁面の作品。
サイズは上と同じです。
タイトルは、
イラッシャイマセ。
確かに。


右は、会場風景の左端に半分ほど写っている作品です。
こちらのタイトルは、
イラッシャイ。
確かに。
裸で性器を露出した男に「イラッシャイ」と言われても困ってしまいますが、どこかに憎めないですね、この人。

今回の加藤さんの人物、皆さん憎めない。
身体も心もネイキッドにした河童のような男女は愛らしい。
人間は、基本的にはグロテスクかもしれません。
でも、ここまでネイキッドだと、愛らしい。
孤独な佇まいがかえって、愛らしい。
多分、この人達は何かを発しているのですね。
それが伝わるから、愛らしいのです。
















わたしが個人的に、最も愛らしいと思った人です。
ですから、上の二点より掲載サイズが少し大きくなっています。
実際は全部同じです。
バックのブルーが鮮やかです。
加藤さんの色彩はいつ観ても奇麗です。


ここで、「新世代への視点」展のカタログに載っている加藤さん言葉を紹介します。

制作していると、時々、自分はスポーツ選手のようだな、と思う時がある。
考え方、感じる心、体の動きなどが瞬間に一致して、ナイスプレーのようなものが表れる時があるからだ。
だから私は絵に対して常にナイスプレーができるように備えておかねばなりません。



左は小品二点。
サイズは45.5×33.3cm/P8。
右は通路側壁面に展示されたドローイングの作品です。
ドローイングはその他四点が展示されています。
(ファイルにも数点あります。)

ナイスプレーです。

御高覧よろしくお願いいたします。


会期

2001年7月23日(月)-8月4日(土)


11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内


「新世代への視点」展の御案内


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