小説家の林真理子さんが生まれ育ったのは山梨県の山梨市です。
確か昨年、林真理子さんのお母さんが主人公になったテレビドラマが放映されました。
そのドラマで山梨市をご存知の方もいらっしゃるかと思います。
山梨市は山梨県の東部の小さな地方都市です。
中央線の山梨市駅が中心で、林真理子さんの実家の本屋さんも駅前の商店街にありました。
わたしの住んでいる笛吹市は山梨市の隣ですが、最近まではほとんど足を運んだことがありませんでした。
数年前に駅前を通ったことがありましたが、古い商店街は閑散としていて、灰色の世界でした。
去年の暮れから山梨市に用事が度々あり、久しぶりに駅前を通ってみると、その景色は一変していました。
駅前のメインストリートの(駅から見て)左側の景観です。
この案内板の後ろが駅で、駅前はロータリーになっています。
案内板の直ぐ横には大きなモニュメントが建っています。
(一番上の小さな画像が、モニュメントの上部です。)
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山梨市駅です。 小さな駅舎で、国鉄時代の駅の様式がそのまま残っています。 この駅だけが昔通りで、他はすべて変わりました。 |
駅だけが残って、その他がすべて変わってしまったというのは、凄い「駅前の事態」です。
再開発がここまで徹底するのは珍しい事例ですが、駅をそのままにしたのは正解だと思います。
もし建て直したなら、久方ぶりに訪れた人は、ここが何処であるか分からなくなりますから。
(それ以上に、地元民の駅への愛着が、駅をそのままにさせたのでしょうね。)
駅舎の隣にある交番とトイレです。
三角屋根のトイレの窓はステンドグラスです。
建物の色彩に注目しておいて下さいね。
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駅前ロータリーの右端の商店です。
(交番、トイレの隣になります。)
交番、トイレと色彩が似ていますが、統一したのか、偶然なのかは不明です。
最近流行の外装色ですから、偶然の可能性も大です。
上の駅前ロータリーから連なる、メインストリートの右側の景観です。
古い建物がまったくありませんね。
商店街が一致団結して再開発した結果でしょう。
地方都市の駅前商店街や繁華街は、郊外ショッピングセンターに客を奪われて寂れる一方です。
そんな中での、山梨市の駅前の再開発。
果たして、賑わいを取り戻せるでしょうか。
(個人的には賑わって欲しいのですが。)
(2)に続く