年が明けて2004年。
元旦から暖かな日が続き、三が日はホント正月らしい正月でした。
今年もやはり暖冬のようです。
わたしの仕事は二日から始まり、中央競馬の新年最初の重賞レース金杯が昨日ありました。
有馬記念の日程が例年になく年末ギリギリだったので、金杯が終って、ホッと一息といったところです。
中央競馬は通常土日開催で、わたしの仕事場ではそれ以外の日は専ら仕込みや掃除をやっています。
ともあれ忙しい開催日が終ると緊張感が抜けて、翌日は身体に何となく気怠さを覚えながら仕事をしています。
その翌日のわたしの仕事は、ゴミの運搬から始まります。
土日に出た軽トラック一杯のゴミを積んで、隣市である甲府市の環境センター(ゴミの処理場)まで運びます。
白い建物と煙突が環境センターです。
穏やかな天気に誘われて、帰りに路肩に軽トラを停めて土手に降りてみました。
金杯が終った安心感もあって、ちょっと仕事をサボって、持参したデジカメで撮影です。
土手は、すっかり冬景色です。
地方の風景は変化が激しいのですが、比較的変わらないのが川の周辺です。
上の土手の道、おそらくは何十年も前と同じです。
この道を昔の人がテクテク人が歩いたり、リヤカーで荷物を運んだ様子が目に浮かんできます。
今は歩いている人をほとんど見ませんが、散歩の穴場ではないでしょうか。
特に、冬の散歩には最適だと思います。
視点を右に(川の反対側)に移すとブルーのコンテナが二つ。
不燃物を入れるコンテナでしょうか。
どうも、こういう風景を見るとシャッターを押したくなります。
そこから振り返って道路の反対側(東方面)を見れば、午前の暖かな陽がこちらに差し込んでいます。
冬の太陽を全身に浴びると、身体の中から生きる力が少しづつ湧いてくるような気がしますね。
束の間の撮影を楽しんで帰路につき、午後は自室で経理の仕事です。
夕刻に仕事が終ると、いつもは自転車で店に戻るのですが、今日は裏手の川沿いを歩いて行くことにしました。
十分足らずの、冬の散歩道です。
川で鴨が遊んでいます。
小さくて分り難いと思いますが、向こう岸沿いに数羽の鴨が浮かんでいます。
実際はもっと沢山の鴨がいたのですが、近くによって撮影しようとすると一斉に飛び立ってしまいました。
(競馬の場外馬券場の裏手の川だから沢山の鴨=カモがいる、というのは冗談ですが。)
しばらく川に沿って歩いていると、捨てられたパイロンが漂流していました。
丁度それを目指すように、朱色の鯉が流れに逆らって泳いでいきます。
パイロンのところでUターンすれば、マラソンのようで面白いのですが、残念ながらそのまま真っ直ぐ泳いでいきました。
そうこうしているうちに、わたしの短い冬の散歩も終わりに近づきました。
もうすぐ店です。
最後は、わたしの好きな鉄塔が入ったショットです。
(というわけで、今年もよろしくお願いいたします。)