九月に入ると、さすがにしのぎやすくなりました。
特に朝晩は涼しくなって、やっと秋の気配を実感できます。
上の画像は「uGallery」の第三回「旅打ちin名古屋」で使用したものです。
名古屋の街並み、と思った方も多かったのではないでしょうか。
実際は東京銀座の並木通りから撮影したものです。
「uGallery」の画像は縦横比をワイドで統一しています。
オリジナルの比率はこちらで、uGalleryの方はトリミングして載せています。
ビルの二階からガラス越しに撮ったものです。
画面左上方の白い楕円は雲やUFOではなくて、ビル内部の照明の写り込みです。
九月に入ったばかりの日の撮影で、まだ蒸し暑い陽気でした。
でも、空は初秋を思わせる青です。
紺碧ではありませんが、夏空の青とも微妙に違います。
こちらも同じ日に銀座で撮ったものです。
建物は古い生命保険会社のビルです。
何となく、空が秋の模様になっていると思いませんか。
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秋刀魚(さんま)です。 秋刀魚、こういう文字に出会うと漢字の表現力の面白さに感嘆します。 秋刀魚は名実共に秋の魚ですね。 銀座のショーウィンドウで見つけました。 どういうお店のショーウィンドウか確認しませんでしたが、この秋刀魚は日本の誇る食品サンプルです。 昔は蝋(ろう)で作られていましたが、今はプラスティック製です。 合羽橋に行くと、業者に交じって外人観光客が御土産に買う姿も見られます、 |
こちらも秋刀魚ですが、二つに切られた秋刀魚です。 リアルですね〜。 焼ける匂いが漂ってきそうです。 この場合、秋刀魚の下半分は子供で、上半分はお父さんが食するのが不文律ではないでしょうか。 お酒と秋刀魚の臟(はらわた)の苦味と大根おろし。 お父さんの好物です。 秋刀魚の上の方で微かにもやっているのは、もちろん煙りではなくて、これも写り込みです。 |
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このページの画像はすべて同じ日に撮られたものです。
撮影地もすべて銀座です。
いつものようにいつもの道を歩いていて撮影した画像ですが、文章を添えようとすると記憶の底から自然に言葉が出てくるのが不思議です。
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銀座四丁目の日産自動車のショールームです。 新しいフェアレディZです。 ショールーム入口、表通りから見ると奥の方に置いてある白いフェアレディZです。 場所柄観光客が多いのですが、仕事途中のビジネスマンの姿も良く見かけます。 少なからずの女性がファッションに興味があるように、少なからずの男は自動車に興味があります。 もちろん、その逆もありますし、両方という人もいますね。 |
上の画像、モノクロームに近いのですが、モノクロームではありません。
ホンノリと色が付いていますね。
グラフィックソフトPhotoshopでちょっと遊んでみました。
わたしのPhotoshopの利用はWebページの画像処理がほとんどです。
たいていは、サイズと解像度の変更、明度とコントラストの変更、アンシャープマスク、でお終い。
Photoshopの機能の1/100も使っていません。
悔しいから遊んでみました。
彩度を変更できるメニューを選択して、色が微かに見える感じに仕上げました。
といっても、彩度を変えるスライドを適当に動かしただけですけど。
こちらはショールームの真中に置かれたメタリックオレンジ(正式には別のカラーネームだと思います)のフェアレディZです。
これもPhotoshopで遊んでみました。
メニューの、フィルタ/ピクセレート/面を刻む、を選択するとこうなります。
「ピクセレート」も「面を刻む」も意味が良く分かりませんが、写真に近い絵画といった効果になります。
絵画的センスはともかく、このくらいデッサン力があればな〜、と写生の苦手なわたしは思ってしまいます。
わたしは子供の頃から自動車が好きで、今でも好きです。
ヘタですが、運転するのも好きですし、自動車の雑誌を読んだり自動車の話をするのも好きです。
しかし、自動車の歴史を季節に喩えてみれば、もう初冬ぐらいまでいっているのかもしれません。
人間でいえば、50代から60代ぐらい。
先が見えてきた、ということです。
自動車の季節は、いつの間にか秋の青い空から冬の薄いグレーの空に変わってしまいました。
というわけで、次回「iの研究」は自動車を研究したいと思っています。
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