iGallery DC

柏原恵美展
KASHIWABARA Emi

柏原恵美展の展示風景です。

各壁面ごとの展示をご覧下さい。

入口横の壁面です。

入口から見て、左側の壁面です。

正面の壁面です。

正面壁面裏の壁面です。

右側の壁面です。
以上の2８点で柏原恵美展は構成されています。
作品を一点づつご紹介します。

入口横壁面、タイトル「protector〜隠〜」でサイズF6、キャンバス、紙、アクリル、水彩、パステルを使用しています。

左壁面「protector〜包む〜」でサイズF4、キャンバス、紙、アクリル、鉛筆を使用しています。

左壁面「「protector〜結〜」でサイズF8、キャンバス、紙、アクリル、水彩、パステルを使用しています。

左壁面「mask＃1〜13」でサイズ13.5(H)×10.5(W)cm、水彩、パステル、アクリル、ビーズ、チェーンなどを使用しています。

「mask＃7」のクローズアップです。

左壁面「landscape〜偽〜」でサイズ68.5×99.5cm、紙、水彩、パステルを使用しています。

正面壁面「「protector〜装＃1〜」でサイズ99.5×68.5cm、紙、水彩、パステルを使用しています。

正面壁面裏の壁面「「protector〜舞〜」でサイズF8、キャンバス、紙、アクリル、パステル、鉛筆を使用しています。

正面壁面「「protector〜衣〜」でサイズF4、キャンバス、紙、アクリル、水彩、パステルを使用しています。

右壁面、左上「「protector〜偽〜」でサイズF0、キャンバス、紙、水彩、パステル、左下「「protector〜装＃2〜」でサイズSM、キャンバス、紙、水彩、パステル、右上「「protector〜結界〜」でサイズF0、キャンバス、紙、アクリル、パステル、右下「「protector〜空〜」でサイズSM、キャンバス、紙、アクリル、パステル、鉛筆を使用しています。

右壁面「landscape」でサイズ26×36cm、リトグラフです。

右壁面「protector〜御守り＃3〜」 でサイズ28×22cm、紙、アクリル、水彩を使用しています。

右壁面 「protector〜御守り＃2〜」でサイズ23.5×31、紙、水彩、パステルを使用しています。

右壁面「protector〜御守り＃1〜」 でサイズ22×30、紙、アクリル、水彩、パステルを使用しています。

＜作家コメント＞

古代から人々は何かを願い、祈り、装身具をまとった。
何かに守られた空間、結界が身近で特別な場所でもあった。
私は常に何かに守られているという安らぎと同時に、そこから飛び出したいという欲求を持つ。
もっと強くなりたいと、装身具をまとうことで自分を隠し、他者との結界をはる。
また装身具で自分を飾り、他者とのつながりを願う。
覆うもの、包むもの、結ぶもの…
そこにあふれるちからを画面に表現していきたい。

結界とは、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ることですが、ここでは自己と他者、自己と世界とを区切る境をその意味に重ねているようです。
その為の装身具や衣類。
装身具や衣類は実用の防寒などの用途の他、本来マジカルな意味を持っていました。
その究極がタトゥー（入れ墨）です。

覆う、包む、結ぶ。
これらの行為もマジカルな意味を持っていましたが、今は様式として残っています。
柏原さんはそれらの当初の目的、意味を絵画やマスクという形で表しています。
それは一見するとおどろおどろしく見えますが、人間という弱者の知恵です。
つまり、世界や自然の強大さ、恐怖に平伏し、その循環に加わる事という願いがこもっています。

サングラスやブランドもののバッグやアクセサリー。
現代の装身具です。
これらも実用以外に、他者と区別したり、自己を隠したりする用途があります。
しかしそこに欠落しているのは、世界への畏怖です。

自己愛としての装身具ではなく、他者や世界との交通としての装身具。
そして、覆うもの、包むもの、結ぶものが持つ磁場。
柏原さんが表現しているのは、そういったモノ、コトの原初のパワーと美しさです。


柏原恵美経歴

プライスリスト

作品の価格は2013年10月まで有効です。
作品を購入後希望の方は、恐れ入りますが、下記までメールにてご連絡をお願い致します。
折り返し送金方法、納品時期等をお知らせ致します。
（作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。）
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(＊お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)


iGallery DC 　柏原恵美展

会期：2012年10月28日（日）〜11月25日（日）　
開廊日：木・金・土・日
時間：12:00〜19:00

会場アクセスと展覧会スケジュール