渡辺貴子展
-冬の記憶-
WATANABE Takako
渡辺貴子展の展示風景です。
画廊入口から見て左側から壁面別に作品をご覧下さい。
左側の壁面です。
正面壁面です。
右側の壁面です。
左壁面の「冬の記憶1〜44」です。
(一番上の左が1で右に向かって2,3と番号が続きます。)
正面の「冬の記憶45」で15×15×15cmです。
同じく正面壁面の「冬の記憶52」で15×14×8cmです。
右壁面の「冬の記憶51」で15×19.5×6cmです。
「冬の記憶50」で15×14×6cmです。
「冬の記憶49」で16×37.5×3.5cmです。
「冬の記憶48」で7×13.5×7cmです。
「冬の記憶47」で18×17.5×6cmです。
「冬の記憶46」で30×20×4.5cmです。
最後はカウンターの上の「冬の記憶53」で27×20×7cmです。
以上の53点で渡辺貴子展は構成されています。
マテリアルは陶で、「冬の記憶45」のみアクリルボックスを使用しています。
見慣れた風景、知っている匂いや感触。
いつもの日々にふと、おとずれる。
記憶は私を日常の一番遠くへ連れてゆく。
目の前に乳白色が広がり、ブルーグレーの影が舞う。
過去も現在も混ざり合って、いつかの私にリンクする。
うっすらとよみがえる記憶や感覚を頼りに
消えてゆく残像を追いかける。
ぼんやりとたたずむ、そんな日常の不思議な現象を
冬のイメージと重ねて表現したいと思いました。
本展によせた渡辺貴子さんのコメントです。
ギャラリーに入って一番目につくのは、左壁面全体に展示された「冬の記憶1〜44」です。
約10cm径の楕円に円形の窪みが付けられ、そこに様々な文様が刻まれています。
それは雪の結晶のようでもあり、遠い記憶の残像にも見えます。
オフホワイトの壁面に44の乳白色の楕円の群れ。
見事な展示であり、見事な情景です。
振り返って正面壁面と右壁面を見れば、幾何学模様の陶のオブジェが楽しそうに並んでいます。
その一つ一つの表情は、適度なユルさと端正なカタチが溶け合っています。
ちょっと懐古な、モダーンなカタチの美しさ。
左壁面と右壁面の対比、そして中央の台座の上のアクリルボックスに入れられた無数の記憶の結晶。
とっても楽しい展示ですね。
陶の、土の優しさが作品の隅々に潜んでいます。
一つ一つのカタチが静かに冬の詩(うた)を歌っています。
何と喜びに溢れた表現、表出でしょうか。
確かな技術とほどよい解放と抑制、そして遊び。
それが渡辺貴子さんの陶の作品です。
渡辺貴子経歴
作家Webサイト
プライスリスト
作品の価格は2012年11月まで有効です。
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(作品が配送の場合、勝手ながら送料はお客様のご負担とさせていただきます。)
なお、作品納入後一ヶ月以内の返品は受付させていただきます
fuku-mac@@kc4.so-net.ne.jp
(*お手数ですが@を一つ取ってから送信してください。)
iGallery DC 渡辺貴子展
会期:2011年11月20日(日)〜12月18日(日)
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜19:00