池田仁美展の展示風景です。
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画廊入口から見て、正面、右壁面です。 左は三枚組の作品で、1034(H)×2184(W)cmです。 右の四点は同サイズで、297(H)×210(W)cm です。 |
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入口右横の壁面です。 (道路から暖かな春の陽光が差しています。) 二枚組の作品で、1030(H)×728(W)cm×2です。 |
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左壁面です。 左は二枚組の作品で、1030(H)×728(W)cm×2です。 上の作品と同サイズです。 対になる作品でしょうか。 右の小品は、297(H)×210(W)cm。 この他、入口左横と道路側ウィンドウに小品が各一点展示されています。 |
作品は、パネルにケント紙を貼り、薄画用紙、大和のり、ソフトパステル、オイルパステルを使用しています。
まずケント紙の上に大和のりでランダムに薄画用紙を貼り、それを剥してパステルで描きます。
貼った紙を剥し、パステルで描き、又、紙を貼って描く。
その繰り返しで絵を完成させていきます。
正面の三枚組をご覧いただきます。
色が微妙に違うのがお分りかと思います。
白い部分の多くは、貼った薄画用紙の地が残った部分です。
物質としての紙と色が違和感なく溶け込んでします。
右壁面の四点です。
横から見ると、奥の作品にいくほど白っぽく見えますね。
貼った薄画用紙が存在を主張しています。
青い作品と赤い作品がバランスよく展示された会場。
紙の持つ柔らかさと作家の意志が画面で調和しています。
池田さんにとっては13年振りの個展だそうです。
ここから又始まる長い旅を見続けたいと思います。
ご高覧よろしくお願いいたします。
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