久保崎麦展の展示風景です。
正面の壁面です。
作品は銅版画(エッチング or エッチング+アクアチント)で、すべて額装されています。
タイトルをご紹介しましょう。
左から、「ストーンヘンジ」、「水の中のエチュード」、「壁の庭」、「passeggiata」、「永遠と一日」、「街」です。
右側壁面と入口右の壁面です。
同じく左から、「小さい小さい港のはなし」、「けやき」、「月と卵」、「BARLREY号」、「ふたつの風景」です。
正面と右側壁面を違うアングルから撮影してみました。
左から三枚目(右側壁面の一番奥)が抜けていましたが、タイトル「水の家」です。
入口左と左側壁面です。
左から、「百水駅」、「迷宮のトンボ」です。
画廊内は以上十四点の展示です。
この他、芳名帳壁面に二点、道路側ウィンドウにも一点展示されています。
作品サイズは5.5(H)×6(W)cmから17(H)×23(W)cmまで各種あります。
比較的小さなサイズの版画の展示です。
画廊空間は額装された小品が端正に並べられ、落着いた雰囲気で作品と接することができます。
作品を二点ほどピックアップしてご紹介いたします。
「二つの風景」(19.5×21m)です。
タイトル通り、二つの風景を合わせて一つの風景に仕立て上げた作品です。
画面下側は久保崎さんの家の近所の風景で、上側はイギリスの風景です。
「迷宮のトンボ」(17×23m)です。
トンボの羽がグル〜と延びて、迷路を作っていますね。
だまし絵的な面白さに満ちた作品です。
他にも、現実の風景と空想を混ぜ合わせたり、架空の都市計画を試みた作品もあります。
精緻に描き込まれた風景と作者の夢想。
その小さな画面から拡がる世界の心地よさ。
ご高覧よろしくお願いいたします。
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