藍 画 廊


佐藤行信
SATO Koshi

佐藤行信展の展示風景です。



各壁面の展示です。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の20点が展示室の展示で、その他小展示室に2点の展示があります。
作品の詳細をご覧下さい。



左壁面、左端、左から2番目の作品です。
左はタイトル「Portrait'18MD3」(パネル、和紙、ミクストメディア)でサイズ410×318mm(F6)、
右は「Portrait'18MD4」(パネル、和紙、ミクストメディア)で318×410mm(F6)です。



左壁面、左から3番目、4番目の作品です。
左は「Portrait'18MD5」(パネル、和紙、ミクストメディア)で318×410mm(F6)、
右は「Portrait'18MD6」(パネル、和紙、ミクストメディア)で410×318mm(F6)です。



左壁面、右端の作品です。
「Portrait'18MD7」(パネル、綿布、ミクストメディア)で1167×910mm(F50)です。



正面壁面、左端、中央、右端の作品です。
左は「Portrait'18MD8」(パネル、和紙、ミクストメディア)で1167×727mm(M50)、
中央は「Portrait'18MD9」(パネル、和紙、ミクストメディア)で1167×727mm(M50)、
右は「Portrait'18MD10」(パネル、和紙、ミクストメディア)で1167×727mm(M50)です。



右側壁面、左端、左から2番目の作品です。
左は「Portrait'18E」(パネル、和紙、ミクストメディア)で297×210mm(A4)、
右は「Portrait'18DJ2」(パネル、和紙、ミクストメディア)で297×210mm(A4)です。



右壁面、左から3番目、4番目の作品です。
左は「Portrait'18DJ1」(パネル、和紙、ミクストメディア)で297×210mm(A4)、
右は「Portrait'17BO」(パネル、和紙、ミクストメディア)で297×210mm(A4)です。



右壁面、左から5番目、6番目の作品です。
左は「Portrait'17G1」(パネル、和紙、ミクストメディア)で297×210mm(A4)、
右は「Portrait'17G2」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)、です。



右壁面、左から7番目、右端の作品です。
左は「Portrait'17SH」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)、
右は「Portrait'17M」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)です。



入口横壁面、左端、左から2番目、3番目、右端の作品です。
左は「Portrait'17SH」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)、
左から2番目は「Portrait'17WBO」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)、
左から3番目は「Portrait'17BI」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×29mm(A4)、
右は「Portrait'17GL12」(パネル、和紙、ミクストメディア)で210×297mm(A4)です。

〈作家コメント〉
日常事項の一端を表現しています。日記的なものとも云えます。
表面上の形態と奥に見える形態の交差、表面上の仕上げと側面を見せることへの 
ギャップが、よりドライな表現として考えています。また、記憶表現と記録表現への
連動性を意識しながら作成しています。

佐藤さんの作品を見ていると、わたしの学生時代を思い出します。
アンディ・ウォーホルが美術界のスターで、版画(シルクスクリーン)が脚光を浴びていた時代です。
恐らく、佐藤さんの作品もそこがスタートではないか想像します。

ウォーホルは大量生産された日用品やモンローやエルビスようなポップアイコンをモチーフに、シルクスクリーンで醒めた表現を行いました。
主に工業印刷に用いられたシルクの即物的な感触が、消費社会の果にある死を強烈にイメージさせました。
佐藤さんの場合、モチーフにするのは新聞の折込チラシです。
コートや靴、自転車やボトルなどの商品広告にあふれたチラシです。
それを自在にトリミングして、レイアウトしたりコラージュしたりしています。
どこか遊びの要素もあって、ウォーホルほどの冷たさを感じさせません。

タイトルにはすべて「Portrait」が付いていて、商品を擬人化しています。
これもウォーホルとは異なるポップアートへのアプローチです。
一番の違いは、シルクを使いながらより今日的な絵画に近い表現になっていることです。
写真による商品画像が氾濫する日常をシルクで捉えながら、油絵具に下地と仕上げを任せる。
光学的操作と手作業がリンクして、日記のように日常の周辺を描写する。
ともすれば灰色に見える日常を彩度の高いカラフルな世界に変換する。
そこには批評精神と共に、現実を楽しみながら再構築する佐藤さんの姿が見えます。

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト

会期

2019年3月18日(月)ー23日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)


会場案内