亀山尚子展
KAMEYAMA Naoko
亀山尚子展の展示風景です。
各壁面の展示です。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の11点が展示室の展示で、その他小展示室に2点の展示があります。
タイトルはすべて「untitled」です。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端、左から2番目の作品です。
左は綿布・アクリルの使用で、サイズ410×318mmです。
右はキャンバス・アクリルの使用で、410×410mmです。
左壁面、左から3番目、右端の作品です。
左はキャンバス・アクリルの使用で、606×455mmです。
右はキャンバス・アクリルの使用で、606×606mmです。
正面壁面、左端、右端の作品です。
左はキャンバス・アクリルの使用で、530×530mmです。
右はキャンバス・アクリルの使用で、273×273mmです。
右側壁面、左端の作品(2枚組)です。
キャンバス・アクリルの使用で、500×652mm×2枚です。
右側壁面、左から3番目、右端の作品です。
左はキャンバス・アクリルの使用で、333×455mmです。
右はキャンバス・アクリルの使用で、273×273mmです。
入口横壁面、左端、右端の作品です。
左はキャンバス・アクリルの使用で、652×530mmです。
右は綿布・アクリルの使用で、227×227mmです。〈作家コメント〉
制作中キャンバスに残るものとなくなるものがある。
決定するものが私の中にはあるが、
なぜそうでなければいけないのかと尋ねられたら、うまく答えられない。
でも私の絵の中では大切な部分である。亀山さんの絵画には水の気配が濃厚です。
雨が川になり、海に注がれて陽を浴び、蒸発して雲を作る。
その雲が雨をよんで、又川になる。
循環の過程で植物が育ち、人も生きる。
人は産湯を使って生まれ、死に水で息を引き取る。
人の生死に水は不可欠で、人も又循環する。
生は死への旅立ちであり、死も終りではなく、新たな世代への引き継ぎとしてある。
亀山さんの絵画は、初期から仄暗さがあります。
闇のような暗さではなく、輪郭がぼんやりとした薄暗さです。
それは生と死の境にある、冥府の手前にある風景を思わせます。
この冥(暗)さは、落ち着きます。
生の辛さから解放され、死の恐怖からも逃れた、心の有り様。
遠い昔からの宗教画には必須のテーマですが、ここには手垢のついた救済はありません。
ただただ自然の流れが、水のように流れているだけです。
もしくは植物に託して、生が、死が、繰り返されているだけです。
そこにあるのは、緩やかで静かな流れです。
特異で独りよがりな解釈ですが、その流れに身を任せて、絵画の世界に浸りたいと思っています。
ご高覧よろしくお願い致します。2001年藍画廊個展
新世代への視点2003 亀山尚子展
藍画廊移転記念企画 2009年 亀山尚子展
2011年iGallery DC個展
2011年藍画廊個展
2014年iGallery DC個展
2015年藍画廊個展会期
2018年12月17日(月)ー22日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内