杉浦大和展
SUGIURA Hirokazu
杉浦大和展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の10点で杉浦大和展は構成されています。
作品はすべてキャンバスに油彩です。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面、左端、中央の作品です。
左のサイズは728×607mmです。
右は335×244mmです。
左壁面、右端の作品です。
1455×1120mmです。
正面壁面、左端の作品です。
500×607mmです。
正面壁面、右端の作品です。
1455×1120mmです。
右壁面、左端、左から2番目、3番目の作品です。
左は728×910mmです。
中央は531×455mmです。
右は181×141mmです。
右壁面、右端の作品です。
1167×910mmです。
入口横壁面の作品です。
803×1303mmです。
杉浦さんの絵画にはモチーフがなく、色と形だけで成り立っています。
カテゴリーとしては抽象ですが、従来の抽象画とは異なる新しさがあります。
それが何であるか、不明にもわたしにはハッキリと分かりません。
ただ、色の在り方にそのヒントがあるように思えます。
色の色相と明暗、寒暖、その分量。
とてもバランスが取れていて、偏りがありません。
彩度はやや高く、鮮やかですが、派手な絵ではありません。
ある種の落ち着きがあって、上品です。
しかし決して凡庸な均衡ではなく、何かが突き抜けています。
杉浦さんはスペインの絵画と印象派が好きで、影響を受けたそうです。
想像するに、それは光と関係がありそうです。
印象派は光の絵画であり、それを突き詰めたモネは抽象の領域に足を踏み入れています。
抽象の起源と様式としての抽象の終焉した後=ポスト抽象画の抽象。
あえて形容すれば、杉浦さんの絵画はそのようなものかもしれません。
その始原と新しさの重なり具合が、名付けようのない美しい絵画の正体なのでしょうか。
ご高覧よろしくお願い致します。2018年9月10日(月)ー9月15日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内