瀧田亜子展
TAKITA Ako
瀧田亜子展の展示風景です。
各壁面の展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の5点が展示室の展示で、その他小展示室に2点の展示があります。
展示室の作品はすべて画仙紙、顔料、膠、アクリルメディウムを使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。
左壁面の作品です。
タイトル「貝殻をみつけに砂浜を歩きまわる(2)」でサイズ800×4000mmです。
正面壁面の作品です。
「貝殻をみつけに砂浜を歩きまわる(3)」で700×640mmです。
右壁面の作品です。
「貝殻をみつけに砂浜を歩きまわる(4)」で1400×4200mmです。
入口横壁面の作品です。
「貝殻をみつけに砂浜を歩きまわる(1)」で1400×700mmです。
入口横壁面前の作品の一部です。
「貝殻をみつけに砂浜を歩きまわる(5)」で180×250mm×10 枚組です。〈作家コメント〉
砂浜を歩いていると、貝殻が1つ落ちている。
貝殻をさがしながら、新しい作品と、ばったり出会うことを期待して歩きまわっている。瀧田さんの展覧会歴を見て驚くのは、2009年からは毎年2回個展を開催していることです。
今年も4月に個展をして、11月の本展で2回目です。
都合9年間で18回の個展をしたことになります。
それ以前にも個展はありますが、恐らく2009年から年2回を決意して実行しているのでしょう。
その成果は本展に如実に現れています。
まさにー継続は力なりーです。
作品を見ての第一印象は、色彩が美しいことです。
シットリとした上品な色が、過不足のない分量で配置されています。
構図も端正で、見事なパターンになっています。
特に連なる三角形が徐々に崩れていく様は印象的です。
繰り返すパターンはミニマルアートなどでも多く見られますが、瀧田さんの絵画は和の様式を連想させます。
伝統を基盤に置きながら、今日的な絵画として成立させているのは流石です。
和とコンテンポラリーが違和感なく混在している絵画と言えます。
絵画の根底にあるのは、日本の自然ではないでしょうか。
海に囲まれた緑の列島、それが四季によって刻々と移り変わる風土。
日々変わり続け、しかも循環する色彩とカタチ。
それらを抽象という形式に落とし込む力量は確かです。
最小の色彩と最小の形が織りなす、鮮やかなアラベスク!
ご高覧よろしくお願い致します。会期
2017年11月13日(月)ー18日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内