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岡本仁美展の会場風景です。 画廊入口から見て正面と右側壁面。 サイズは左から、 80.3(H)×65.2(W)cm , 40.9(H)×53(W)cm, 50(H)×60.6(W)cm。 キャンバスに油彩です。 |
右側壁面と事務所裏の壁面です。 左の作品は上の右側の作品と同じです。 サイズは中央から右へ、 65.2(H)×50(W)cm, 53(H)×65.2(W)cm。 キャンバスに油彩です。 |
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次は左側壁面です。 手前の作品は正面の展示です。 サイズは左から、 40.1(H)×31.8(W)cm , 45.5(H)×53(W)cm。 キャンバスにオイルパステルと油彩です。 この他、入口芳名帳壁面に小品が二点、道路側ウィンドウに一点(一番上の小さい画像)展示されています。 |
展示風景の画像では作品が良く分らないと思いますので、
四点ほどピックアップしてご紹介いたします。
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ボンヤリとした画面に、白いチョークで描いたようなカタチが顕されています。
恐らく、白い部分はオイルパステルではないでしょうか。
右は潜水艦に見えないこともないですね。
左はチョット分かりません。
地味な色合いですが、暗い絵ではないです。
イノセント(無邪気)な感じもして、どちらかといえば楽しい絵です。
無造作に描かれているようで、細部まで神経の行き渡っている作品です。
錆びた鉄板に子供が白いチョークでイタズラ書きしたような雰囲気ですが、これは大人の絵ですね。
しっかりとした技量で描かれている絵画です。
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この二点も要素の少ないボンヤリとした画面です。
ところが、しばらく観ているとそれが定位の定まった豊饒な世界であることに気がつきます。
左は特に色彩の美しさに魅入られます。
右は地も図もグレーのほとんどモノクロームの作品ですが、清涼な内(なか)に優しさ、柔らかさを感じます。
個人的にはいちばん好きな作品です。
展示されている作品を観ていると、イメージ(像)という言葉が頭に浮かびます。
カタチがカタチとして表出される前のイメージ・・・・。
確かな感触がありながら、どうしても手で掴むことのできない形象。
頭の中で結ばれた像を言葉にできないもどかしさ。
だから、絵画がそこある。
絵を描くことの必然性、喜び、難しさ、楽しさがこれらの作品には溢れています。
ご高覧よろしくお願いいたします。
2002年7月15日(月)-7月20日(土)
11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内
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