小山ゆう子展
KOYAMA Yuko
小山ゆう子展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の8点で小山ゆう子展は構成されています。
作品はすべてアクリル、パステル、木炭、カンバスを使用しています。
作品を1点ずつご覧下さい。
左壁面、左端の作品です。
タイトル「ランナー」でサイズ500×652mm(F15)です。
左壁面、右端の作品です。
「浮遊」で1303×1620mm(F100)です。
正面壁面の作品です。
「推積」で1620×1303mm(F100)です。
右壁面、左端の作品です。
「世界」で530×455mm(F10)です。
右壁面、中央の作品です。
「デスパレート」で1303×970mm(F60)です。
右壁面、右端の作品です。
「コンポジション」で727×910mm(F30)です。
入口横壁面、左端と右端の作品です。
左は「捕食」で500×652mm(F15)です。
右は「夢」で91×116mm(F50)です。〈作家コメント〉
「生命がかけぬけていく、輝きを求めて走っていく。」小山さんの絵画は抽象絵画ですが、一見するとテーマがバラけているように見えます。
しかしよく見ていると、共通項が浮かんで来ます。
それを小山さん自身に尋ねてみました。
答えは、穴です。
以前は花などの美しいものを描いていたそうです。
ある時自分の表現したいものを探っていたら、穴が浮上してきました。
理由は解りません。
ただただ、穴が描きたくなったそうです。
それ以来、ひたすら穴を描いてきました。
今回の個展もいろいろな角度から表現した穴です。
丸い穴もあれば、四角い穴もある。
どれもが吸い込まれそうで、果てが無いほど深かそうな穴。
穴をテーマにした美術作品、文学作品は数多くあります。
最近では芥川賞受賞作にそのものズバリ「穴」という小説もありました。
日常に潜む異界への入口としての穴。
そこに落ち込む恐れと密かな誘惑。
小山さんの絵画の根底には、そのアンビバレンツな心境が表現されているような気がします。
ご高覧よろしくお願い致します。
会期
2016年4月25日(月)ー30日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内