田中信男展
TANAKA Nobuo
田中信男展の展示風景です。
各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の35点が展示室の展示で、その他小展示室に1点の展示があります。
作品を1点づつご覧下さい。
左壁面、左端と左から2番目と3番目の作品です。
左はタイトル「タノシイ・タノシイ」(エッチング・アクアチント)でサイズ180(H)×240(W)mmです。
中央は「コッチエ・キテヨ」(エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
右は「ミツメテイマス」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
左壁面、左から4番目と5番目と6番目の作品です。
左は「ウジャウジャ・イルネ」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
中央は「コウドウ・アルノミ」(エッチンク)で160×190mmです。
右は「スーイ・スイ 」( ソフトグランドエッチング)で180×240mmです。
左壁面、左から7番目と8番目と9番目の作品です。
左は「ラブミー・ラブユー」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
中央は「ノンビリ・シマショウ」(エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
右は「ユコウヨ・ユコウ」(エッチンク)で160×170mmです。
左壁面右端と正面壁面左端と左から2番目の作品です。
左は「カーニバルニ・キテイマス」(ドライポイント・アクアチント)で190×160mmです。
中央は「ユカイ・ユカイ」(ドライポイント・エッチング・)で180×240mmです。
右は「オツキミ・シヨウ」(エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
正面壁面、左から3番目と4番目の作品です。
左は「キョウミ・シンシン」(ドライポイント・エッチング・)で230×350mmです。
右は「ウラマチニ・イマス」(ドライポイント・エッチング・)で230×350mmです。
正面壁面左から5番目と右端、右側壁面左端の作品です。
左は「アソビ・トモダチ 」(エッチング)で180×240mmです。
中央は「ウキウキ・シテマス」(エッチング・アクアチント)で120×180mmです。
右は「ボール・ナゲルヨ」(エッチング)で160×190mmです。
右側壁面、左から2番目と3番目と4番目の作品です。
左は「ニラミタイ・ノヨ」(エッチング)で180×180mmです。
中央は「ヨッテコナイデ」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で180×240mmです。
右は「ワタシハ・ハナコデス」(エッチング)で160×190mmです。
右壁面、左から5番目と6番目と7番目の作品です。
左は「キョロ・キョロシテマス」(エッチング・アクアチント)で160×190mmです。
中央は「マドカラ・ナガメテネ」(ドライポイント・エッチング)で180×240mmです。
右は「ミカエリ・ビジンヨ」(エッチング)で160×190mmです。
右壁面、左から8番目と9番目と10番目の作品です。
左は「ツイテキナサイ」(エッチング)で180×240mmです。
中央は「ドウシタ・ノヨ」(エッチング)で180×240mmです。
右は「ウタッテイマス」(ドライポイント・エッチング)で180×240mmです。
右壁面、左から11番目と12番目と右端の作品です。
左は「ゲンキ・ゲンキ」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で160×190mmです。
中央は「ハシレ・ハシレ」(エッチング)で180×240mmです。
右は「ワタシガ・ハナコデス」(ドライポイント・エッチング・アクアチント)で190×160mmです。
入口横壁面、左端と左から2番目と3番目の作品です。
左は「ラブラブ・ダンス」(エッチング・アクアチント)で90×180mmです。
中央は「ポーズ・シテマス」(ドライポイント・エッチング)で160×190mmです。
右は「メイソウ・シテマス」(ドライポイント・エッチング)で180×240mmです。
入口横壁面、左から4番目と五番目と右端の作品です。
左は「ドウダ・サカナクン」(エッチング・アクアチント)で160×190mmです。
中央はナンダロウ」(ドライポイント・エッチング)で180×240mmです。
右は「アイシテ・イマス(エッチング)で240×240mmです。〈作家コメント〉
銅版画を始めて1年余り、試行錯誤の連続です。
人の形や表情の表現に独自の新しさを求め、
それが奇妙ではなくユーモアがにじんでほしい。
味のある線とマチエールの表出に挑戦している。田中さんの個展、前回に引き続きポートレイトがメインになっています。
女性のヌードやデフォルメした人体などです。
気付くのは、そのフォルムの美しさです。
それを支えているのはデッサンの正確さ。
自由自在に動くのある身体を描いていますが、まったく破綻がありません。
他方、色彩は控えめで、落ち着いた色調が画面を占めています。
銅版画の限定された色数を逆手にとって、モノクロームに近い、深みのある作品に仕上げています。
色(いろ)形(かたち)共、必要十分な技術で、銅版画初心者とはとても思えません。
それにしても、自由な絵ですね。
描きたいように描いて、少しも乱れがない。
ユーモアもあれば、心の深淵を覗いたような表現もある。
35点の作品の一つ一つに思いが込められていて、トータルに見れば、田中さんの等身大の表現になっている。
誇張もなければ、矮小もありません。
田中さんの人生がそこにあって、見る者はそれを楽しんでいる。
作品と鑑賞者の間に幸せな関係が築かれた、愉快で心に残る展覧会です。
ご高覧よろしくお願い致します。
会期
2016年1月25日(月)ー30日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内