藍 画 廊
藍 画 廊
やまもとかずひさ展
Planet Garden 2013
YAMAMOTO Kazuhisa
やまもとかずひさ展の展示風景です。
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各壁面ごとの展示をご覧下さい。
画廊入口から見て、左側の壁面です。
正面の壁面です。
右側の壁面です。
入口横の壁面です。
以上の70点が展示室の展示で、その他小展示室に6点の展示があります。
作品はすべて白麻紙・円形パネル・水干絵具・岩絵具・金箔を使用しています。
展示作品をランダムに並べてみましたのでご覧下さい。
〈作家コメント〉
水や大気といった実体の移ろいやすい対象のイメージで日本画材を用いながら制作しています。
数年前から制作を始めた円形状のパネルを空間に配置して
和紙の地を生かしたインスタレーション作品を展示します。
本展は左壁面、正面壁面、右壁面の展示で一つのインスタレーション作品になっています。
作品は厚みのある円形のパネルに白麻紙を貼り、水干絵具・岩絵具・金箔を使用しています。
大小の円形パネルは音楽の音符のように、あるいは流れる川のように、壁面をぐるりと回っています。
色彩は徐々に色合いを変え、美しいグラデーションを形成しています。
Planet Garden、直訳すると惑星の庭園になります。
画廊の中央に立って、ぐるりと壁面を見渡せば、確かに惑星の庭園が存在します。
近づいてみれば、惑星の一つ一つは日本画の技法を巧みに使って制作されています。
そのミクロの世界は水や大気をイメージさせ、流動感に溢れています。
水や大気は人にとって必要不可欠なものです。
しかし、日常ではあまり気に留めていません。
時にはその存在についてじっくり考えてみるのも必要ではないでしょうか。
わたしたちに欠けている、生きているという実感を得るために。
気が満ちる。
やまもとさんの惑星の庭園には、気が満ちています。
不可視な運動である気が、万物を構成する要素として、円形の図柄に凝固しています。
眺めていると、ゆったりと流れる時間と共に、不思議に心が安らいできます。
ご高覧よろしくお願い致します。
会期
2013年12月16日（月）ー12月22日（日）
11:30amー7:00pm（最終日6:00pm）
