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藍 画 廊


日置英子展


上と左は日置英子さんの作品の部分です。
油彩の平面ですが、何が描かれているのかお分かりですか?

明るい色のビーズのように見えますね。
下は展示風景です。



お分かりでしょうか。
もう少し引いてみると(離れてみると)良く分かるのですが、森を描いたものです。
上の部分画像は右の作品の部分です。
樹々の間から光が漏れていますね。

光が反射して色彩に変化しています。
瑞々しくて、心が思わず脹らんでしまうような風景です。

上の作品の左は、タイトル「森の色彩-2」で112(H)×194(W)cm。
右は、「森の色彩-3」で130(H)×130(W)cm。


道路側入口を挟んだ展示風景です。
右は、「森の色彩-4」で80.3(H)×65.2(W)cm。


日置さんの作品は、三色の絵具で制作されています。
赤、青、黄です。
それらの色を円状に塗り重ねて、多彩な色を表現しています。

点描の手法と言っていいと思いますが、
この作品の面白さは手法よりも描かれた森の光(色彩)にあると思います。
あるいは、光(色彩)の在り方です。

まずそこに日置さんの視点があって、それと手法とが上手く絡み合っています。
視点と手法が無理なく融合した作品です。


画廊入口左側の壁面の作品です。
「森の色彩-1」で130(H)×130(W)cm。

画廊で作品と対面したときの距離に一番近い感じです。
色彩の珠と風景が混然となって、観る者の網膜は光のシャワーで洗われているような感覚になります。




ご高覧よろしくお願いいたします。


会期


2002年4月15日(月)-20日(土)


11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内



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