坂内美和子展の展示風景です。
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画廊入口から見て、正面の壁面です。 タイトル「瞬間」で、 サイズは、194(H)×162(W)cm。 キャンバスに油絵具を使用しています。 |
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入口横右の壁面です。 タイトル「流れ」で、 サイズは、116.7(H)×91(W)cm。 キャンバスに油絵具を使用しています。 |
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左側の壁面です。 タイトル「ざわめき」で、 サイズは、162(H)×112(W)cm。 キャンバスに油絵具を使用しています。 以上が画廊内の展示作品で、その他に道路側ウィンドウと芳名帳上壁面に各一点の小品が展示されています。 こちらもキャンバスに油絵具を使用しています。 |
画廊の壁面に「コンセプトノート」と題されたテキストが展示されています。
坂内さんの制作動機や使用画材について記されたものです。
ここで一部を引用してみます。
-コンセプトノート-
ここ数年、わたしが気にかかることー。
大気のゆらめきや温度の変化によって引き起こされるさまざまな自然現象、あるいはどっしりとした大木や身近でささやかな自己主張をしている小さな植物たち、深い色をたたえている山、様々な音の源である川。
こうしたものから与えられたインスピレーションと、自分自身の中から湧き出てくるさまざまな感情を組みあわせて、一つのキャンバスの中に絵画世界を作りだすことを試みている。
こうしてできあがった作品を今振り返ってみると、私が表現したいものは改めて“生命”であり“自然”であると気がついた。
(改行は原文と異ります)
自然と自身の中の感情との対話、調和、コラボレーションといった意味ではないでしょうか。
自身も自然の一部ですから、自身を自然に融合させるとも考えられます。
そこに“生命”の意味があるのかもしれません。
画廊内の展示作品を一点ずつご覧いただきます。
大作の「瞬間」。
鮮やかなオレンジと白の対比が美しい作品です。
個人的には展示作品のベストだと思います。
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「ざわめき」。 これは雑踏の「ざわめき」ではなくて、自然の「ざわめき」ですね。 耳に心地よい「ざわめき」です。 |
「流れ」。 動きのある作品です。 「流れ」は川でしょうか。 川を見つめ、多彩な音を聴き、その流れのリズムに心の動きをシンクロさせた、と想像させる作品です。 ご高覧よろしくおねがいいたします。 |
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