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ZOO(動物園)(1)


動物園、懐かしいですね。
子供の頃、親に連れられて動物園に行きませんでした?
その時に撮った写真は、多くの家庭のアルバムの一ページを飾っている気がします。
檻の中の動物をバックに、兄弟姉妹と一緒に並んで撮られた写真です。

久し振りに動物園に行きたくなりました。
でも、仕事の都合でなかなか行けません。
わたしの場合、休日はたいてい画廊ですから。


仕事が早く終わった四月の平日。
急いで出かけたのは、遊亀公園の動物園です。
正式名称は、「甲府市立遊亀公園付属動物園」。

甲府市の南に位置する遊亀公園の中にある動物園です。
ここに来るのは約四十年振りです。

入口です。
大人310円、小人30円。
子供が30円は安いですね。


この入口で動物園のサイズが想像できるでしょうか。
かなり小さい動物園です。
記憶の中でも小さかったのですが、あらためて来てみるとホントに小さい。
日本で一番小さい動物園じゃないでしょうか。

立ち止まらないで普通に歩けば、ものの五分で見終わってしまいます。
「It's A Small World」です。


ゾウです。
アジアゾウ。
想像していたゾウと違って、皮膚に張りと艶がないゾウでした。

見物人が来ると、健気に足を交差させてダンスをします。
それが又、哀れ。
このコンクリートだと、足は疲れるし、夏は暑いでしょうね。


わたしのお気に入りの動物はゾウです。
そういう人は多いでしょうね。
わたしの場合、ディズニーの「ダンボ」の影響だと思います。

あと思い出すのは、上野公園の空襲前に射殺されたゾウ。
映画かラジオで聴いた悲しい鳴声が耳に残っています。

そのゾウも生息地では嫌われ者。
踏みつぶされたらイチコロですし、畑を荒らす厄介者でもあります。


ゾウの隣に中型のサルの檻が幾つか並んでいて、小さな橋を渡ると、レッサーパンダが二匹いました。

なるほど、カワイイですね。
まさにヌイグルミです。
笹を食べています。

レッサーパンダ。
あの事件を思い出しますね。
レッサーパンダにとってはいい迷惑だったんでしょうけど。


遊亀公園の動物園は大正八年に開園しています。
日本の動物園としては、上野、京都、大阪についで四番目の開園だそうです。
由緒ある動物園なんですね


レッサーパンダの隣は小型サルの檻が三つほど並んでいました。
どれも体長が三十センチ前後のポケットモンキーです。

その中の一つ。
このサルで驚いたのは、顔が悪魔(サタン)そっくりだったことです。
ホントにそっくりです。

動きが速いのと檻の所為で上手く写真が撮れませんでした。
名前を忘れたのが残念ですが、甲府にお出での節は是非ご覧下さい。


サルの反対側はヤギやウサギ、ミニブタがいました。
小さな子供が安心して近寄れる動物ばかりです。
柵も簡易なものでした。

先に進むと歩道橋があって、それを渡るとすぐ左にチリ・フラフラミンゴがいます。


奇麗ですね。
白とピンク。
アクセントに黒。
この動物園で一番奇麗な動物です。

さてこの後は、動物園のハイライトである猛獣コーナーに行きます。
それは(2)でお楽しみ下さい。

明日は早朝から仕事、ボチボチ寝ます。
続きは明日のお楽しみ。

ZOO(動物園)(2)に続く




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